
小船井 光太郎
医師/循環器内科/部長
内科系診療統括部長
一人ひとりの患者さんと心のふれあいのある診療を心がけてます
胸の痛みや狭心症などの心臓病には、早めの診断と治療が大切です。検査や治療にもいろいろな選択肢がありますので、一緒に相談しながら進めましょう。
仮に、狭心症や心筋梗塞になったとしても、無事に普段の生活やお仕事に戻れるようにお手伝いします。
専門領域
- 心臓血管カテーテル治療
- 一般循環器内科診療
資格・所属学会
- 日本循環器学会認定専門医
- 厚生労働省 臨床研修指導医
- 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定専門医
- 米国内科専門医
- 米国循環器内科専門医
- 米国心血管インターベンション専門医
- 経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI) 実施医・指導医
- 経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip) 実施医
- 経皮的心房中隔欠損(ASD)閉鎖術 実施医
- 経皮的動脈管(PDA)閉鎖術 実施医
- 経皮的卵円孔(PFO)閉鎖術 実施医
- 左心耳閉鎖システム (WATCHMAN) 実施医
- 腹部大動脈瘤ステントグラフト内挿術(EVAR)実施医
略歴
- 1996年 東京女子医大病院内科・循環器内科研修医
- 2000年 ニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンター内科レジデント
- 2003年 ニューヨーク・ベスイスラエルメディカルセンター循環器内科フェロー
- 2006年 コロンビア大学病院・心臓血管インターベンションフェロー
- 2008年 コロンビア大学病院・循環器内科講師
- 2010年 沖縄・牧港中央病院副院長
- 2012年 現職
狭心症や心筋梗塞は付き合っていけます。
心臓表面の血管が狭くなったり詰まる、狭心症や心筋梗塞への関心が特に集まっています。実はほとんどは良くなる、又はうまく付き合っていけるものです。経験と技術のあるスタッフ、専門医師のもとでしっかりと検査・治療を行えば大丈夫。お仕事や多忙な方もご都合に合わせて検査が受けられるようお手伝いします。
また、一度診断されると治療が完了しても、いつまでも病気と思い込むケースが多いですね。仕事を辞めたり、今までの生活を諦めるのは、もったいない!私の患者さんで仕事をやめなければいけなかった方はほとんどいません。運動制限も治療がうまくいけば、ほとんど必要ない。そのための、きちんとした診断と治療が必要ですが、まず患者さんに「運動しても大丈夫ですよ」と伝え、とにかく自信を取り戻していただく。「歩いても何ともなくなった」「好きなバレーボールができるようになった」そんな声をたくさんいただいてます。とても嬉しいですね。可能性を諦めないでください。
カテーテル治療の最前線に身を置いて
カテーテル治療の世界の中心はアメリカ、ヨーロッパ。私は発祥の地であるアメリカのコロンビア大学でカテーテル治療の最先端を学び、現場を経験してきました。その分、技術への自信はあります。ですが、過信はしていません。カテーテル治療の限界も知っているからです。
それを踏まえた上で、カテーテルはもちろん、手術か、投薬か、最適な治療法は何か、正しいオススメをします。このことについて患者さんとたくさん話し合います。アメリカの現場では人種、立場の違う人がいることが当たり前で、コミュニケーションがとても重要視されていました。患者さんも含めて、科、職種の分け隔てなく、みんな名前で呼び合い、話し合う治療。私も今、日本で実践しています。なんと言ってもコミュニケーションが一番の治療ですね。こうして患者さんのご意志を組み入れて決まった治療は、当たり前ですが最高の技術で行い回復を目指します。
病院のネットワーク
東京駅の目の前「サピアタワークリニック」でも定期的に診察・検査を受け付けています。入院、手術が必要な場合は東京ベイで行うというネットワークを作り上げました。きちんと検査・診断をし、必要なタイミングで、適切な治療に結びつけられる医師に出会うことが、もっと日本の医療には必要だと考えます。ひとりでも多くの患者さんが、このような道にたどり着かれるよう支援していきます。