薬剤師レジデント通信 ~台東病院の研修~

こんにちは、薬剤師レジデントプログラムWGです。
薬剤師の臨床スキル修得のため、また私たち自身の教育意識の醸成のため、東京ベイでは新たな取り組みを始めました。
東京ベイ・浦安市川医療センター 薬剤師レジデントプログラム

今回は台東病院での研修について、入職2年目のレジデントが報告します。

私たちレジデント一期生は、プログラム終了まで早くも残り半年をきりました。
私が研修を行った台東病院は浅草や上野などに近く、下町の風情が色濃く残る街の中にあります。

そんな台東病院研修中の様子を一部ご紹介します。

台東病院の研修では多職種の業務に参加し、それぞれの視点を学ぶ機会がたくさんあるのが特徴です。
訪問診療、訪問リハビリテーション、NST、オペ見学など・・・。
その中の一つに地域医療連携室の研修があり、ソーシャルワーカー(SW)の業務について知ることができました。
皆さんはSWがどんな仕事を行っているかご存じでしょうか。
台東病院のSWの多くが社会福祉士の国家資格を持っており、地域の自治体や施設と連携をとって入退院の手続きや生活全般の支援を担っています。
医師や看護師、薬剤師等が治療に専念する一方、SWは生活そのものを見て退院後の暮らしの相談を受けたり、他施設への情報提供を行ったりしていました。
なかなか保険やサービスのしくみを自分で理解するのは難しいですよね(私はその分野はめっぽう弱いです…)。
患者さんとそのご家族の多くもSWの助けを借りることで、より快適な退院後の生活をすることができるのだと実感しました。
また、老健の入所予定カンファレンスにも参加しました。
このカンファレンスは、医師、看護師、リハビリ、管理栄養士、介護福祉士、SW等多くの多職種が参加しそれぞれの視点から議論し入所可能かどうかや入所後の方針の検討を行います。
入所者一人ひとりの目標を決め、それに向けて多方面からサポートする姿勢を肌で感じることができました。

次に、毎日のお昼ごはんについてです。
病院内にはローソンを併設しており特徴として毎月、曜日毎のヘルシーセットが組まれています。
これは地域医療振興協会本部のヘルスプロモーション研究センターの企画で始まったそうなのですが、カロリー・食塩相当量・野菜量などを考えバランスのいいメニューで構成されています。
職員は、元値700円以上の献立が500円のワンコインで食べることができて、さらに健康にも配慮されている、いろんな意味で美味しいセットです。
私は普段お弁当を持参する派ですが、好きなメニューがある曜日はこのセットを利用してランチを楽しんでいます。

高齢化が進む今、台東病院のような慢性期・ケアミックス型病院の需要は日々高まっています。
この研修では、必ずしも積極的な治療を第一に考えるのではなく、どんな処方がその人によって望まれるかたちなのかを考える機会にたくさん触れてきました。
つい電子カルテ上だけで終わりがちな薬剤業務を、患者さんの生活や残りの人生にそっと踏み込み、寄り添えるものへと視点を移して学ぶ毎日を過ごしています。

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