薬剤師レジデント通信⑦~オンライン勉強会 がん化学療法編~

こんにちは、薬剤師レジデントプログラムWGです。

がん化学療法は種種の領域のなかでも特にアップデートが活発な分野であり、それに対応する臨床試験データなども日々更新されています。
その時点で最適のがん化学療法を行うために薬剤師も知識を更新していきますが、何だか難しそうな用語だらけ、覚えることがたくさん!というイメージを持つ薬剤師は実は少なくありません。
そんな中、がん化学療法認定薬剤師による初学者向けの講義を開催しました。もちろん連携施設の強みを生かし、今回もオンラインでの多施設合同開催です。

今回のテーマは、抗がん剤の副作用のひとつである「吐き気」とその対処方法です。

抗がん剤による吐き気には、その時間経過から、急性(抗がん剤使用からすぐに起こるもの)、遅発性(抗がん剤使用から時間をおいて起こるもの)があります。
また、吐き気の強さや、抗がん剤の種類ごとの発現リスクも分類されています。

抗がん剤による吐き気は、あらかじめ吐き気止めの薬を使用することで予防したり、軽減できることが明らかになっています。
がん化学療法に携わる薬剤師は、その治療の内容、患者さんの疾患や背景を元に、最適と思われる薬物療法を提案します。そのとき、患者さんと薬物療法の共有を行ったうえで意向を確認し、実際の治療開始となります。治療を開始する前、開始してからの症状経過とその対処方法と、次の次まで見通しながらの介入を心がけています。

今回はテーマを厳選して催吐リスク分類と、それに応じた吐き気止めの使い方、吐き気の評価方法を学びました。でもこれはまだほんの一部、がん化学療法はまだまだ学ぶことがたくさんたくさんあります。これからも皆で学んでいきましょう!

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