看護師のみなさん、あなたの腰大丈夫ですか?

こんにちは。
整形外科病棟看護師の高橋です。

看護師にとっての職業病といえば何だと思いますか?
職業病と言われるといくつかありますが、その代表例が腰痛です。
実に6~8割の看護師が腰痛に悩まされているという報告もあるみたいです。

看護師は日々患者さんとのコミュニケーションをはじめ、トイレや入浴の介助、ベッドや車いすへの移乗、注射、バイタルサインの測定・・・
看護師の日常業務は腰に負担のかかるものばかりで、業務時間のうち、“約8割が中腰状態”という調査結果もあるそうです。


腰痛は看護職の離職意向にも大きく影響しているため、看護職における腰痛予防はとても重要とされています。

実際に整形外科病棟の看護師にいつ腰が痛いと感じるか聞いてみたところ・・・

「体位変換中」
「おむつ交換、ケア」
「トイレ介助」
「CPMの機械を持ったとき」
「夜勤中」

等々、業務のほとんどの場面で腰が痛いと感じるのは本当のようです。
そこで、当病棟の脊椎疾患のプロである富澤医師に効果的な腰痛予防策を聞いてみました!

高橋「富澤先生、看護師の腰痛予防があれば教えてください。」
富澤Dr.「腰痛予防?体位変換の時にベッドの高さを上げるとか、中腰の姿勢を避けるとかじゃないかな。」
高橋「普通の予防策でいいのですか?」
富澤Dr.「専門的な事なんて何もないよ。一般的な予防策しかないと思う。あとはストレスも腰痛の原因だからストレスを溜めないことだね。看護師はストレス溜まりやすい職業だから。」
高橋「腰痛ストレスからもくるなんて意外でした。貴重なご意見ありがとうございます。」

富澤医師に腰痛予防策を聞いてみた結果、特別な予防策は無く基本的なボディメカニクスが腰痛予防に効果的なようです。
ストレスが腰痛に影響することは知りませんでしたが、どうしてストレスが腰痛に影響するのかは、また今度詳しく聞いてみることにしましょう。
当病棟は、術前術後の患者が大半を占めており、介助量が多く、必然的に腰に負担のかかる業務が増えてしまいます。

そんな業務の中でも、スタッフ同士声をかけあい、協力しながら元気に働けるのが当病棟の特徴です。
富澤医師も言っていたように、ストレスを溜めない環境づくりとして月一回のペースで親睦会をおこない、スタッフ同士の交流の場をもうけています。

看護師の皆さん。
スタッフ同士協力しあいながら元気に働ける病棟、ストレスを溜めず楽しく働ける病棟がここにあります!!
ぜひ!当病棟で一緒に働きましょう!!

以上、整形外科病棟でした。

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