私たち小児・周産期チームについて
日頃から浦安市・市川市及び近隣の方々に大変お世話になっており、ここに感謝の意を評します。
当センターの小児・周産期チームは小児科(常勤医師9名)・小児外科(常勤医師1 名)・産婦人科(常勤医師5 名)の3科で日々診療を行っております。
我が小児・周産期チームは生命の誕生の時点から・感動の出産・病気にかかり易い乳児期・けがを起こし易い幼児期・身体が急速に成長する小学生期、大人への身体へと成長する時期である中学生期と広い診療範囲をカバーしています。
当センター産科の様々な分娩サポートプラン
さて生命の誕生と病院との関わりは妊娠が疑われた際の初回産婦人科受診から始まり、不妊治療をされる方にとってはその不妊治療に関しての診察が我が子のための第一歩となります。
当センター産科では妊娠中の助産師による指導から産後の育児相談・母乳外来など経験豊かなスタッフが妊娠・出産をトータルサポートさせて頂いております。
当センターでは出産をご家族の大きなイベントと考えており、ご夫婦でプレバース教室(出産前の準備教室)に参加して頂いた後に、夫の立ち会い出産も可能です。
近年、妊婦健診なしに受診され出産に至るケースが見受けられます。
出産前に妊婦健診を実施することで出産に影響を及ぼすリスクを回避できる可能性があります。
また胎児超音波検査で産まれる前に赤ちゃんの病気が見つかることもあります。
かけがえのない我が子のために是非当センターにて妊婦健診及び御出産をして頂けるようお待ちしております。
充実した小児科の診療体制
当センター小児科では24時間・365日小児救急医療を実施しております。
夜間・休日でも当センターへ受診して頂けます。
小児病床は41床あり、お子様がご自由に遊ぶことができるプレールームがあります。
また、小児科では一般診療のみならず、小児心臓疾患・神経疾患・内分泌疾患・アレルギー疾患・腎臓疾患と専門的な外来も開いています。
少しでも何かお子様の異常にお気づきになられた際には当センターを受診して頂ければ、かけがえのないお子さんのために最善の診療をさせて頂きます。
また小児にとって感染症を未然に防ぐことは地域の医療安全を考える上で非常に重要なことです。
2017年はインフルエンザが猛威をふるい、学級閉鎖・学校閉鎖に至った学校もありました。
当センターでは積極的に予防接種外来(火曜・金曜 午後)も行っているので、予防接種の際でも当センターへお越し下さい。
予防接種外来の時間帯は通常診療を行っていないため、病院受診によるお子様の感染のリスクを避けることができます。
小児外科の診療体制及び対応疾患
当センターでは小児の外科的なご病気にも24時間・365日対応(夜間・休日はオンコール体制)が可能です。
小児外科の年間手術件数は約300件(全国平均250件)であり、小児外科専門医が診察・手術を一貫して行います。
乳児期に頻繁に遭遇する肛門周囲膿瘍(肛門の周りのおでき)、鼠径へルニア(足のつけ根のしこり)から、中学生時期の急性虫垂炎などまで多岐にわたる疾患に関して責任を持って手術を施行させて頂く方針です。
昨年より漏斗胸(むねがへこんでいる病気)や膀胱尿管逆流症に対しての内視鏡下手術も当センターにて施行できるようになりました。
何か外科的な問題点が疑われた際には、かけがえのないお子さんのために是非当センターにて診療及び手術を施行させて頂ければと思います。
最後に -かけがえのない我が子のためにできること-
最後に当センター小児・周産期チームとして「かけがえのない我が子のためにできること」をチームスローガンとして掲げて日々の診療にあたっております。
情報化社会の中で病院の選択も多様化しておりますが、当センターではスタッフ全員が一丸となり、それぞれのお子さんの状況にあったオーダーメイドな最善の診療を提供できるよう日々精進しております。
受診するきっかけは些細なことでも重大な病気が見つかる可能性もあります。ご両親にとってかけがえのないお子さんの診療を当センター小児・周産期チームで担当させて頂ければ幸いです。
小児外科 部長
末吉 亮