こんにちは、すくすくダイアリー担当看護師です★
みなさん、女優の小雪さんが韓国で出産となり話題になっていたことを覚えてますでしょうか?
なぜ小雪さんは海外である韓国での出産を決定したか、その理由で言われているのは
「産後調理院(サンフチョリワン)」という施設のケアをもらうためです。
産後調理院とは、お産後、褥婦さんと新生児のケアのために作られた施設で、出産施設と併設されていることもありますが、基本独立されており産後ケアの専門施設です。
韓国のある研究院から発表された資料によると韓国の褥婦さんの60%は
この産後調理院を利用しているとのことです(2016年7月基準)
最近日本も産後ケアの利用できる病院が増えていますが、なぜ産後ケアがこんなに流行っているのか、その理由をみると
①「実家には帰れないし、すぐ家に戻るのは不安!」
昔は里帰りをして両親や義両親にケアしてもらうことが多かったのですが、
現代、日本も韓国も核家族化により、両親から産後に手伝ってもらうことが難しくなり
お産後の体調管理や育児法等に不安を感じている夫婦が増えていてます。
産後ケアを受けることでお母さんはゆっくり時間をかけて体を休め、育児の指導を受けるることができます。
②「専門的なケアを受けたい!」
産婦人科医、助産師や看護師が24時間ケアに努めている施設であるため、
安心して体調管理に專念することができ、より正確な知識・技術を学ぶことができます。
そのほかにも褥婦さんたちとのコミュニケーションをとって情報の共有ができる、
赤ちゃんに何かあったとしても、すぐ対応してもらえるため安心など、たくさんのメリットがあります。
どの国でも家族を大事にする思いがあるからこそ流行っているのではないでしょうか。
では、また次回新しい情報を更新していきます。