看護部/外科病棟
看護部/外科病棟(6階南病棟)のご紹介
6階南病棟は、定床57床の外科病棟で、主として周術期看護を含む急性期看護に取り組んでいます。外科では胃・腸・肝・膵・胆嚢の消化器系や肺、乳房などの外科的手術が年間900件以上行われています。また、消化器内科も併設されており、主に検査目的の短期入院、消化器出血、早期消化器がんの内視鏡治療、炎症性腸疾患などの治療を目的とした患者さんが入院されています。治療を受ける患者さんは高齢で既往歴のある患者さんも多く、重症の患者さんも多数入院されています。急性期の術後は、安全かつスムーズな離床の促進、異常の早期発見や合併症の予防に努めています。そして、受け持ち看護師を中心とし、入院時から在宅状況や転院等について患者さんご家族の要望を聞き、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・MSW等の多職種と協働し退院支援を行っています。
また、病棟にはストーマ造設した消化器外科の患者さんが常時7、8人は入院しています。術後のケアの質がその後の患者さんの生活の質に影響するため、毎日カンファレンス内に「ストーマカンファレンス」を設けスタッフ間で話し合い、ストーマ記録用紙や看護記録を用いた情報共有や改善策を出し合っています。退院後のストーマ外来への情報提供もスムーズに行えるようになりました。医師との連携も密になっているので、相談しながら患者さんにとって最善となるようなケアを日々提供したいと思っています。

