看護部/小児病棟
看護部/小児病棟(4階南病棟)のご紹介
子供たちの安全と笑顔のために・・・
4階南病棟は、小児を中心とした混合病棟(一部成人を含む)です。
トータルケア
新生児から15歳までの、小児内科・小児外科・整形外科・脳神経外科などの子供たちが入院生活を送っています。小児領域は全ての診療科を受け入れていますので、入院中に様々な症状が出現した際も安心していただけるような体制がとられています。
療養環境
病棟保育士が配置され、子供たちの入院生活のストレス緩和、処置や検査の不安の軽減に努め、子供たちのみでなく、お子様の入院という不安に直面したご家族にも寄り添うよう対応を心がけています。
病棟の廊下壁面には浦安という地域ならではの海をイメージした装飾が施され、子供たちの療養環境を少しでも緊張がほぐれるものにしています。
プレイルームを完備し、遊びを通してのコミュニケーションや社会性の育成、子供らしさの保障など、子供たちが病気になった間も、成長や発達が妨げられないよう配慮しています。
食事の提供に関しては、近年食物アレルギーのある子供たちが増えていますので、細心の注意を払っています。アレルギーに対応した食事の提供とともに、配膳時にはスタッフ2名でアレルギー物品などが無いか最終確認を行っています。
患者さんのベッドサイドには、アレルギーの有無と、その内容を掲示して安全に食事が提供されるよう配慮しています。
また、アレルギーをお持ちのお子様には、週に2回のアレルギー外来でのフォローや、アレルゲン除去解除の為の食物負荷試験も日帰り入院という緊急時にすぐに対応できる環境のもと行っていますので、気軽に声をかけていただければと思います。






子供たちの権利
子供であっても年齢や理解度に応じた方法で説明を受ける権利があります。
プリパレーション
プリパレーション(preparation)とは、英語で「準備」と訳されます。治療内容などをわかりやすく伝える事によって、不安や恐怖心を少しでも取り除くことにつなげています。
手術室の模型を使ったり、キワニスドールを使用したりしています。
キワニスドールとは、無地の白い布と綿で作られた人形です。何も書かれていないところに、好きな顔や洋服を描いたり、キャラクターを描いて、入院中はいつもそばに置いて、子供たちの相棒として心の支えとなっています。
手術室入室の際は、子供たちの緊張が少しでも和らぐように、吸入麻酔の薬に好きなフレーバーをつけたり、好きな音楽を決めて、あらかじめ手術室で準備するなどの対応も行っています。
手術室内も、病棟同様に海をイメージした装飾がされていて、水族館のような空間で少しでも緊張がほぐれればと思います。


