看護部/手術室部門
看護部/手術室部門のご紹介
当センターは,外来手術などの日帰り手術から脳神経外科や心臓血管外科など8診療科のあらゆる手術に対応しています。
麻酔科医師常勤5名,手術室看護師19名で年間約3,700件の手術を行っています。
手術室は全部で6室あります。うち1室はハイブリッド手術室(カテーテル治療に必要なレントゲン装置が設備された複合型の手術室)であり、心臓血管外科によるステントグラフと挿入術やTAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)など、フル稼働で行っています。また、鏡視下低侵襲での弁置換形成術(MICS)も行っています。
整形外科では小児の骨折から,人工関節置換術(膝・股関節)や脊椎手術など,各部位の専門医が手術を行っています。
あらかじめ計画された予定手術だけでなく,24時間365日緊急手術にも対応しており,各科医師,麻酔科医師,手術看護師,臨床工学技士ら医療チーム一丸となり,皆様の生命と健康を守っています。
手術室すべてのスタッフが「患者中心の医療の実践」を目標に,患者さんが安全・安心に手術が受けられるよう,日々の診療を行っています。
手術の対象患者さんは小児から老年期まで,幅広い年代層を対象としています。
特に小児は手術の不安や両親との分離による不安が大きいため,入院時にリクエストしていただいた聞きたい曲を部屋に流し,小児手術室の入室まで両親の付き添いをしていただき,親子それぞれの不安の軽減に努めています。
看護師も術前・術後訪問を通じて,不安を抱えながら手術に臨む患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い,個別性に応じた看護が提供できることを目標に手術看護を実践しています。
また現状に満足せず,より質の高い看護が皆様に提供できるよう,日々の勉強会,院外研修にも力を注いでいます。
当センター職員の合言葉「あおいくま」(あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるな)を頭に置き,心を込めた手術医療・看護を提供しています。


