教育プログラムのご紹介
2012年 東京ベイ・浦安市川医療センター開院した。
病院理念:「医療を通じ地域の絆を育みます。」
「救急医療」、「小児医療」、「産科医療」、「高齢化へ対応」を柱にした医療を提供。
「どんな患者も断らない救急」。救急車の応需率は94%(2017年度実績)を誇る。
→そのため、病棟看護師は24時間緊急入院を受け入れる体制に尽力している。
上記のことから、
当センターはスペシャリストよりも、究極のジェネラリストナースを目指せる環境にある。
経営母体:へき地医療への支援
「持てる資源を最大限に使い、日本を元気にする。」というモットーを掲げている
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キャリアラダーの概念図
新人 |
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基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 厚生労働省「新人看護職員研修ガイドライン」 を基にプログラムしています |
感染制御 スタンダードプリコーション血培採取 |
医療安全 インデント事例から学ぶ4時間 |
看護過程 看護振り返り研修 |
地域包括ケア 地域包括ケアを理解する |
看護論理 死亡時のケア 倫理綱領 |
専門・急変時 褥瘡/創傷ケア |
新人研修報告:多重課題研修 ~新人看護師真摯な対応~
東京ベイの新人になって2か月たちました。 ~リフレッシュ研修で久しぶりにココロから笑いあえたね!~
今年も東京ベイは新人研修をリニューアル!研修自体もチャレンジしています~
ラダーⅠ |
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基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する |
感染制御 経路別予防策実際 デバイス管理の実際 |
医療安全 1. 事故発生時の対応 2. KYTできてますか |
看護過程 受け持ち看護 事例発表 |
地域包括ケア 退院支援に必要なスクリーニングと情報収集 |
看護論理 医療実践に必要な倫理 |
専門・急変時 急変時の初期対応 |
キャリアデザイン キャリアデザインとは ・GWでなぜ看護師になろうと思ったのか ・自分のキャリアを発表 ・キャリアってなに ・自分のなりたい姿、(現状と課題まで抽出) ・なぜ当センターに就職したか |
ラダーⅡ |
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標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する |
感染制御 針刺し事故時の対応 感染別予防策の実際(事例シミュレーション) |
医療安全 安全確認行動ができ、医療安全を意識しながら後輩を支援することができる |
看護過程 事例発表 |
地域包括ケア 入退院支援システムを理解する 退院支援が必要な患者を抽出する |
看護論理 認知症ケアと倫理 |
専門・急変時 急変時のリーダーシップ |
キャリアデザイン キャリアデザインⅠ (自分の役割とは・今、これからの自分とは・看護管理を) |
マネージメント リーダーシップの基本的な考え方、態度を学ぶ |
ラダーⅢ |
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ケアを受け手に合う個別的な看護を実践する |
医療安全 チーム内のリスクを予見し、安全対策行動ができる |
看護過程 看護研究 |
地域包括ケア 退院調整・退院支援に必要な社会保険制度を理解する |
看護論理 ACP(np島田) |
専門・急変時 褥瘡/創傷ケア(応用編) |
キャリアデザイン キャリアデザインⅡについて考えることができる キャリアデザイン この年代におけるあるべき姿と現状分析、問題解決、課題を明確にする |
マネージメント 看護チームにおけるリーダーの役割を再認識し、主体的にリーダーシップをとるための能力を養う |
東京ベイのリーダー育成をちょっとお見せします~2019年度リーダー研修Ⅰ~
ラダーⅣ |
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幅広い視野で予測的判断を持ち看護を実践する |
感染制御 感染予防策を踏まえた病床環境管理 インフルエンザ・感染性胃腸炎対策 |
医療安全 組織におけるリーダーの役割(医療安全) |
地域包括ケア 退院に向けた目標設定ができ、患者の退院後の療養生活をイメージした退院支援計画の立案ができる |
看護論理 看護倫理(事例検討) |
専門・急変時 認知症ケア |
キャリアデザイン キャリアデザインⅢについて考えることができる この年代におけるあるべき姿と現状分析、問題解決、課題を明確にする |
マネージメント 組織におけるリーダーの役割を再認識できる |
ラダーⅤ |
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より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるため |
地域包括ケア 地域連携に生かす退院支援で求められる病院看護師の役割について理解する |
看護論理 看護倫理と管理 |
専門・急変時 認知症ケア |
研修のご紹介
継続看護研修(年5回開催。15時~17時の2時間)
近隣の系列病院や近隣の回復期病院、また訪問看護ステーションの協力を得て体験研修を企画。
→地域の人々がシームレスに医療が受けられるようにするには、地域包括ケアシステムの中で当センターの役割を知る必要がある。そのため、地域との連携を深める意味と、看護師が地域に出て、それぞれがどのように役割発揮をしているか、実際を見て、体験から学ぶ研修を実施している。
新人研修(年12回。9~17時)
技術演習は、2019年度からシミュレーションセンターを使用させていただき、シミュレーターを使用した研修を主としている。知識獲得にはe-ラーニングを使って学習。そのことを研修受講の前提としている。
また、経験学習を大切にできるように、研修の最後にはリフレクションを実施。グループやペアワークなどで、自ら学ぶ力をつける工夫をしている。
院内留学(10月~12月にかけて実施。対象者は2~4年目)
自分のキャリア選択の一つとなるように、他部門へ行き、どのような働きをしているのかを体験する研修を企画。
→若いころから1つの分野にとどまるのではなく、広い視野をもつ機会であり、自身のキャリアを
考える機会となっている。(人気は、救急外来・カテ室、ICU、HCU、手術室など)
フィジカルアセスメントアドバンスドコース
(年2回のみ開催。対象:ICLS受講済みで看護師経験5年目以上)
→開院以来、ずっと行ってきているNPとのコラボ企画。
2019年度からは、ゴールドメソッド法を用いて「急変させない患者観察」を企画。
これは、シミュレーションセンターで10名程度と丁寧にフィジカルを観察する必要性
とその思考過程を身に着けることを目標にした研修となっている。
《看護部研修報告》今日から実践に活かす!フィジカルアセスメント研修~応用編~
管理者研修(対象:主任・師長、年4回の開催)
→マネジメント研修を企画。
2019年のテーマは「倫理と管理」とした。
看護倫理について専門家をおよびし、講義やグループワークをしたり、
病棟編成について考えたり、医療安全について考えたりする時間とした。
・時間外ではなく、時間内に研修をすることを心がけている。