4月から新社会人になる看護学生のみなさん、国家試験へのトライ、まずはひと段落ついた頃でしょうか。頑張ってこられたみなさんが、少し胸をなでおろしながらも新しい生活にワクワクしておられることではないかと思います。東京ベイ看護部でも新年度を迎えるにあたり、準備の日々が始まりました。2018年度は、4月から33名の新人看護師を迎え入れ、「次のステージへ」というテーマで頑張ってまいりました。

2018年度採用の新人たちは例年に比べ一病棟に多く配置したので、受け入れるスタッフも大変でしたね。多数の新人も本当に大変だったと思います。病院での患者の在院日数が9日となり、入退院が激しい中で業務を覚えながら、自分が理想としていた看護師像を追い求めながら研鑽する日々は大変だったことでしょう。その中でも、この一年でできるようになったことがたくさんあるのではないかなと思っています。よくラウンドしていると、新人の顔つきが昨年の4月に比べたらずいぶんと看護師らしくなったなあとほほえましく、これからの成長を期待させてもらっています。
夜に仕事をするなんてことは本当に看護師になって初めての生活だったと思いますが、そんな中でも自分の生活リズム整えつつ、夜間でも緊急入院を任せられるようになりました。手術室に配属された新人は、学校では教わってこないことを一から学び、怒られながらもできるようになってきていますね。
自分たちでは、まだまだ何もできないと思っている新人さんが多くいるかもしれませんが、4月の最初に比べたらずいぶんとできることが増えていますよ。横一列でスタートを切った新人たちも、様々な思いの中切磋琢磨したからこそ、それぞれの長所を伸ばし個性を磨けたのではないでしょうか。これからももっともっと東京ベイナースとしての自覚と自信が芽生えるように引き続き支援していきますので、勇気をもって「あと一歩、前に」を繰り返して成長しましょう。困った時はいつでも看護部にお寄りくださいね。
その新人たちは今、いよいよ後輩ができることにワクワクしながら、また「先輩になる」という緊張と不安に包まれがら、毎日必死に成長し続けています。そして、新年度のプリセプターたちもいよいよ担当が決まり、準備段階に入ってまいりました。病院看護部全体もそわそわ・わくわくしています。外は寒くまだインフルエンザもちらほらとしていますが、新社会人や新東京ベイスタッフになる皆様におかれましては、東京ベイナースとしての「はじめの一歩」を、こころもからだも健康にスタートできるように準備してきてくださいね。
特に、新社会人になる皆さまには、健康管理の大切さをお伝えいたします。社会人になると、自分でしっかり健康管理を行うことも仕事のうちであり、それとともに責任感も芽生えます。からだの健康はもちろんのこと、こころの健康を維持できる方法を見つけておいてください。例えば、趣味の時間をしっかり作ったり、心が休まる音楽を聴いたり、読書をしたり、家族やお友達と楽しくお話する時間を作ったりしましょう。
そして、看護師には夜勤があります。夜働くときには不安もありますが、夜勤時間になるとなぜか語ってくださる患者さんの本音トーク。それを受け止める看護師としての重圧感。そして、勤務終了後、まぶしい太陽の下自宅に帰宅して寝る生活。この睡眠の確保は本当に働くうえで重要な健康管理のポイントの一つです。そんなときの対処方法も見つけられるといいですね。ちなみに私の健康管理の方法は、スポーツ観戦や山登りなどのアクティブ活動、それと家族とゆっくりと話すことだったりします。社会人になる前に、心も体もバランスをとる方法を色々考える時間を作ってみてくださいね。
学生時代に学んできた多くのことを糧に、やる気と不安と少しの自信を胸に、4月に東京ベイの扉を開けてください。自分らしい看護師人生の扉を開け、スタートをしましょう。また、遠くから就職を決めてくださった皆さんは、力いっぱい輝ける日をこの東京ベイで迎えてください。
東京ベイ看護部では、皆さんが自分を一人前の看護師だと胸を張れるようになる日まで、「はじめの一歩」が勇気をもって踏み出せるように支援をしていきます。私たちと一緒に看護師人生を一緒に歩んでいきましょう!

5月にはいよいよ新しい年号を迎える今年は、日本も新しくスタートを切ります。東京ベイで新しく、スタートラインに並ぶ皆さんの元気な顔を拝見できる日を楽しみにしています。
