みなさん、こんにちは!ICU・CCU病棟です!
あっという間に桜の季節が過ぎ、初夏の陽気になって来た今日この頃♪皆さんはいかがお過ごしですか?
当病棟ではチーム編成を改に新年度のスタートを切りました。新しい仲間も3人増え、スタッフ一同気持ちを引き締めて日々の勤務にあたっています!!それぞれの目標に向かって、共に頑張りましょう♪
今日は ICU・CCU病棟での『毎日のカンファレンスと多職種カンファレンス』の様子をご紹介します!
私達の病棟では毎日、午前中にチーム毎に集合してカンファレンスを行います。フェローの医師もこのカンファレンスに同席し、患者の状態と治療方針、本日のToDoを確認します。スタッフ皆が共通の認識を持てるようにABCDEFバンドルをツールとして利用しています。このバンドルを利用する事によって、患者さんにとって成されるべき治療やケア、リハビリが提供出来ているか否かを抽出し、出来ていない事の理由を明確化します。患者さんの能力を最大限に活かし、かつ引き出すことで患者さんの在室日数の短縮と精神的ストレスを最小限に留められるよう目指しています。
次に、多職種カンファレンスについてご紹介します!日々のカンファレンスとは違い、在室日数1週間を越える患者さんを対象とします。
集中治療科医師、担当科医師、ICU・CCU看護師、病棟看護師、栄養士、理学療法士、作業理学療法士、薬剤師、MSW、といった多くのスタッフが集合します。患者さんとその家族に対して、あらゆる方面からサポートが行えるように以下の視点で話し合いを行います。
・ICU医師からの現病歴、現状の治療状況
・主科の担当医師から治療方針、予測される患者のゴール
・PT、OT、STからリハビリ介入の状況
・栄養師の助言
・薬剤師からの助言
・看護師がケアで困っていること、多職種と共有すべき情報(家族の面会や患者の背景など)
病棟への移行時期を予測し病棟看護師にも参加を調整しています!少しでも継続看護がスムーズになるよう、そして最善のチーム医療を提供できるよう、スタッフ一同努めて参ります!!