マスクフィッティングを制する者はNPPVを制す! ~HCU病棟★NPPV(非侵襲的陽圧換気)ハンズオン~

皆さんこんにちは!
HCU病棟です!
あっという間に秋が過ぎ、少しずつ冬の訪れを感じる季節となりましたね。
冬の楽しい計画は立てましたか?
私たち看護師は上半期が過ぎ、年度初めに立てた目標を達成するための軌道修正をしていく時期になりました。
HCU病棟ではスタッフそれぞれが経験で培った知識を共有し、スタッフ全体の看護のスキルアップを目指しています。

今回は、NPPV装着患者の看護について技術・ケアの向上を目指すため呼吸療法チームに所属している盆子原看護師を中心として、ICU医師や臨床工学技士、呼吸療法士、看護部など他職種の方々と連携し院内勉強会「NPPV ハンズオン」を企画・開催して頂きました。
看護師の知識・技術向上のために病棟スタッフのみでなくコメディカルのサポートを受けることが出来る大変恵まれた環境であると再認識できました!!

みなさんはNPPVという人工呼吸器を知っていますか?
NPPVは非侵襲的陽圧換気(ひしんしゅうてきようあつかんき)と言い気管チューブを挿入せず換気ができる医療機器です。
当病棟では心不全や高二酸化炭素血症の患者さんに使用しています。
利点は人工気道が存在しないためVAP(人工呼吸器関連肺炎)のリスクがない。
患者さんが話したい時には会話が可能である点が挙げられます。
逆に意識レベルが低下している、自己喀痰(じこかくたん)が出来ない、せん妄(せんもう)や不穏(ふおん)により治療への協力が得られない方には使用できません。

<今回の勉強会で学んだこと>
・NPPVの位置づけと適応(NPPV学会が提示している根拠に基づいて)
・マスク装着に伴う褥瘡(じょくそう)リスクについて
・マスクフィッティングの方法、換気の設定と実際の換気モードを体験、リーク時の確認事項、コツについて

この体験学習に参加するまでは、トータルリークの値などの測定値に意識がいきやすく、リーク量を軽減するためにバンドでしっかり固定することに意識が向いていました。
しかし、自ら装着しNPPVを体験でしたことでマスクのどの位置からのリークを予防したほうが良いのか、患者さんが不快に感じる点は何かを学ぶことができました。
またバンドの締め付けがなくても、ポイントをしっかり捉えて装着していればリークせず換気が可能であると実感できました。
勉強会に参加し、スタッフ一同マスクフィッティングの重要性と導入段階で患者さんに苦痛を感じさせない対応が大事であることを再認識することができました。
NPPVの看護に苦手意識があったスタッフもレクチャーを受け自信を持つことできました。

今後も患者さんが安心・安全・安楽に治療が受けられるよう、引き続き学習し看護スキルの向上を図っていきます!!

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部

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