ICU・CCU病棟 働くスタッフの笑顔が輝く魅力ある病棟を目指して 「魅力ある職場づくりと組織の活性化を実現するフィッシュ哲学」

皆さんこんにちは!
ICU・CCU病棟です。

突然ですが、皆さん「フィッシュ哲学」って知っていますか?
フィッシュ哲学は、アメリカの西洋海岸で実際に行われた組織改善のためのノウハウです。
さびれた魚市場で「遊ぶ・態度を選ぶ・注意を向ける・楽しませる」の4つのマインドを持って仕事に取り組んだところ、問題を抱えていた職場が生まれ変わったという話がベースになっています!

ICU・CCU病棟には看護師40名が在籍し、2交代制で勤務しています。
入室される患者さんはERからの緊急入院や心臓外科術前後で補助循環装置や人工呼吸器、透析などの医療機器を必要とされる生命危機にさらされている方が多くいます。
また脳疾患急性期の患者さんも多く、重症集中ケアが求められます。
日々、緊張感の張りつめた環境で働く私たち看護師が笑顔で前向きに仕事ができる環境にしたい!
責任を持って組織的な役割を果たせるような活動ができないかという思いから、この「フィッシュ活動」が始まりました。

<主な取り組み>
①スタッフ紹介ボードを看護ステーションに設置。
新入職者が増えるたび、更新されていきます。
②受け持ち看護師、担当医がわかるよう設置されているホワイトボードに担当の名前と個人が好きなキャラクターや画像を貼り付け和むようにしています。
③スタッフ全員、誕生日にはメッセージカードが作成されお祝いします。
④休憩室や仮眠室の鏡を装飾しリラックスできる空間を演出しています。

活動を継続し早3年目を迎えました。
活動によって看護師間のみでなく多職種とのコミュニケーションが円滑となりました。
特に、スタッフ紹介ボードは顔と名前を確認できる利点があり他職種の方々からも「話かけやすい。話すきっかけになりコミュニケーションが円滑になった。」と好評を得ています。
活動により職場活性化を図り、看護師のモチベーション向上につながっています。

現在は「フィッシュ活動」を病棟内の係り活動とし、毎年入職2年目の看護師が活動計画を考え、中心となって職場環境の改善と円滑なコミュニケーションが維持されるよう活動を行っています。
今後もより一層、働きやすい魅力的な職場を目指し活動を継続していきます!

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部/ICU/CCU部門

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