大きな背中に救命の想いをのせて〜東京ベイ救急外来の頼れる救急救命士チーム〜

皆さんこんにちは!救急外来看護師です。今回は、当センターの救急外来で働く救急救命士(以下、救命士)について紹介したいと思います!
2年前にも紹介したことがありますが、現在は業務内容なども少し変わっているので、再度彼らの頑張りについて知っていただけたらと思います。
当センターでは現在5名の救命士が在籍しています。昨年からユニフォームが一新され、以前の緑色からグレーに変わり、背部にはこのようなプリントが入っています。

救命士は「救急車搬送時の就業前トレーニング」として看護師の補助業務を行っています。これは以前から変わりありません。その1つとして、患者さんの搬送や移乗介助などを行っています。看護師は普段1名で重たいベッドを操作したり、移乗介助をすることが多いですが、救命士の力を借りることで、より安全に患者さんを移乗・搬送することができます。

さらに、救命士は大学や専門学校などで専門的知識を身につけているため、看護師と一緒にバイタルサイン測定、12誘導心電図の測定なども行っています。異常や気になる点がある場合はすぐに報告してくれることで、患者さんへの速やかな対応につながっています。

次に、救急隊からのホットライン(救急車受け入れの専用電話)も受けます。救急隊からの情報を医師に報告した後、受け入れ可否の返答をします。

そして、トリアージも行います。トリアージとは、患者さんの重症度に基づいて治療の優先度を決定し、選別を行うことをいいます。当センターでも、来院した患者さんに対して、医師の診察前にバイタルサイン測定を行い、患者さん一人ひとりからお話を聞くことで、緊急度・重症度を判定しています。そのため、時には重症な患者さんの対応が必要となり、診察の順番が前後してしまったり、診察をお待たせしてしまうこともあります。
日中のトリアージは救命士64.8%、看護師35.2%と救命士がトリアージを担当することが非常に多く、重要な業務といえます。

徐々に救命士による当センター所有の救急車での転院搬送や、転院交渉なども実施しています。現在は医師が転院交渉→転院のための救急車を消防に要請→転院という流れとなっていますが、救命士による転院交渉→当センター救急車の準備→転院という流れに変わることで、医師や地域救急隊の負担も減り、よりスムーズな転院搬送につながると考えています。
これからも東京ベイ救急外来の頼れる仲間として、最前線で命を守り続ける救急救命士の活躍をご期待ください!

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