よりよい手術のために!手術室 心臓血管外科 勉強会

みなさん、こんにちは!
手術室看護師です。
東京ベイブログも手術室からは3回目の更新となりました。

皆さんは、手術を行うにあたって様々な職種の人が関わっていることはご存知ですか?
手術を実際に行う外科医はもちろん、器械出し看護師、外回り看護師、麻酔をかけ全身状態を管理する麻酔科医、様々な医療器械の点検や管理、人工心肺を回す臨床工学技士、術後レントゲンやTAVI手術などでハイブリット室の操作を行う放射線技師など多くの職種の人達が手術に関わっています。
それぞれの医療従事者が専門に特化してプロとして働いています。

心臓血管外科では、月に1回程度医師がコメディカルに向けて勉強会を開いてくれます。
勉強会内容はコメディカルの希望に沿って行っており、普段疑問に思っていても忙しい中では聞けないことや、参考書や技術書には載っていないこと、心臓血管外科にこれから入るスタッフのための導入編など、色々な内容を企画して行っています。
先日行った勉強会では新しく入職した医師、看護師を対象に、実際の手術ではどのような視野でどのように針糸をかけているのかを学ぶため、心臓血管外科医に指導して頂きました。

針はかける部位や深さ、術式などによっても針の持ち方やかけ方が変わってきます。
器械出し看護師は、医師がどのように針糸をかけたいか術野を見て判断し確実な向きで針糸が渡せるよう日々努力していかなければならないと改めて思いました。
緊急手術が多く忙しい日々ですが、手術室看護師として手術を受ける患者さんのためにどんどんスキルアップしてきたいと思っています。

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部/手術室部門

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