24時間365日、緊急検査の必要な患者さんへ対応するために日々学び続ける。  ~救急外来看護師~

みなさんこんにちは!救急外来看護師です♪
今回は救急外来看護師の救急外来以外での看護についてお話したいと思います。

突然の症状!緊急検査、処置が必要です!でも当院で対応できないから転院?

唐突ですが質問です!
みなさんは病院がやっていない時間、例えば夜中に胸が痛くなったり、吐血、下血をしたときいかがされますか?
突然のことなので救急車、または自力で病院へ向かわれると思います。
そして心筋梗塞や消化管出血であると診断されたとします。
心筋梗塞も消化管出血も場合にもよりますが時間が経過するほどに状態が悪くなりますので、カテーテル検査や内視鏡検査が必要となり特に緊急度の高い状態では数十分単位ですぐに緊急で検査を行う必要があります。
もちろん入院中の患者さんでも同じ症状が出たならば緊急の検査が必要となることもあります。
その様なときに、「当院では緊急検査ができないので転院を・・・。」と言ってはいられません。

そんな時のために救急外来看護師が時間外でも緊急検査ができるように準備を!

東京ベイでは24時間365日、緊急で血管内カテーテル検査、緊急内視鏡検査に即対応できます。
それを可能としているのは救急外来の看護師が血管内カテーテル検査や内視鏡検査の看護について日々学び、夜間、休日で内視鏡室、血管内カテーテル検査室の看護師がいない時間でも緊急的に代行できる体制をとっているからです。
救急外来では、新入職の方がみえたならその都度、勉強会を実施しすべての救急外来看護師が同じ手技が可能となるように一緒にスキルアップを目指しています。

同じように、血管内カテーテル検査、内視鏡検査についても、救急外来に配属された看護師が血管内カテーテル検査や内視鏡の看護手技が行えるようにそれぞれの検査室の先輩が指導にあたりステップアップしていっています。

 

実際の準備や経験の積み方は?

ステップアップしていく経過としては大まかにですが、検査を行っているところに学びに行き、OJT(オンジョブトレーニング)として先輩に見守っていただき少しずつ手技を会得していきます。
そして安全、安楽な手技を体得したところで独り立ちをし、やがては休日や平日夜間の緊急検査時への対応をしていくこととなります。
具体的には日勤で放射線科、内視鏡室へ行き、それぞれの検査室の先輩看護師にご指導頂きます。
実際に何を教わるのかそれぞれの科の先輩看護師に聞いてみました。
一例ではありますが…。

放射線科で学ぶこととして
・造影剤の使用について、腎臓の血液データでの評価(Cre,eGFR)や副作用(アナフィラキシー等)について学ぶ
・スタッフの放射線被爆予防、回避についてCT検査等で介助につき学ぶ
・血管造影室で実際の脳心血管カテーテル検査の流れについて学ぶ
・血管造影室での被爆予防、カテーテル検査の合併症、合併症が生じたときの看護師としての対応

内視鏡室では
・内視鏡の本体とカメラの取り扱い(物理的な衝撃に弱いため要注意)
・内視鏡操作中の看護師のクリップ等の介助
・使用した後のカメラの洗浄方法
・検査の流れ決まり事(例えば、末梢静脈路は20G、2ルート以上あること等)
・検査治療中の患者さんへの声掛け
・検査中に合併症が生じたときの看護師としての対応

上記のものは一例ですが、それぞれのポイントをおさえながら新入職のスタッフの方に手技の会得を目指してもらいます。

救急外来の看護師として

もちろんそれぞれの緊急検査の手技ではなく、緊急検査をスムーズに行えるように各所への連絡も必要となります。
その連絡について救急外来看護師が一端を担うため、緊急時にどこにどのように連絡するのか、フローチャートに沿っての動き方を学んでいます。
また患者さんにとっては緊急で自身の理解が得られないうちに検査に向かってしまうこととなります。
救急外来の看護師として、患者さん、その家族の心理的配慮をすることも必要となるため丁寧な説明、不安の傾聴を心掛けています。

休日や一晩あたりの緊急検査の件数は?

実際、病院時間外に緊急で心臓カテーテル検査や内視鏡検査が行われることは稀ではなく、時には一晩で3、4件の緊急検査を行っていることもあります。
もしその3、4件の緊急検査が行えなかったならば、その患者さんは辛い症状を何分、何時間と感じ続けていたかもしれません。
そのようなことが無いよう、今日も救急外来看護師は当院に来院される、入院される患者さん、家族の方が安心して受診、入院ができるように日々向上をし続けています。

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