200年前から変わらない!ナイチンゲールから紡ぐ看護のこころ、環境整備

みなさん、患者さんが安全・安楽に入院生活を送るにはどんなことが必要だと思いますか?

患者さんの健康状況や自立度に合わせて、患者さんの身の回りの環境を整えることがとても重要になります。
看護学校でも環境整備は、一番はじめに習う基礎技術だと思います。簡単なことだと思い、手を抜きがちかもしれませんが決してそうであってはいけません。
ナイチンゲールも、「看護とは新鮮な空気と陽光、暖かさと清潔さ、静けさを適切に保つことである」と述べていますからね!

そんなナイチンゲールの想いを受け継いで、日々7階南病棟で看護に携わる私たちも、環境整備には特に力を入れています!
毎日、その日の受け持ち看護師が、各患者さんの病室の環境整備を行なった後、医療安全委員会や環境整備係の人を中心に環境整備チェックを行なっています。
自分で身の回りのことを行うことが難しい患者さんを主な対象として、スタッフがペアになり、チェック表を用いて十分な環境整備を行えているかを評価しています。

例えば、

  • 食事を取るテーブルは清潔ですか?
  • ベッドに髪の毛がたくさん落ちていませんか?
  • お昼のお茶が置きっぱなしになっていませんか?
  • ナースコールは手の届く場所にありますか?

などなど。。。
患者さんに快適に過ごしてもらえるよう、気をつけてみるべきポイントは沢山あります。

また、看護師がペアで環境整備の状態をチェックする事で、一人一人の患者さんの「個別性」の違いなど、新たに気づけることもあります。

  • 患者さんが押しやすいナースコールの位置はどこだろうか。
  • 時計やテレビのリモコンはどこに置いたら手に届くだろうか。
  • 異食リスクのある患者さんには手の届く所に置いて危険でないだろうか。
  • 麻痺がある患者さんがベッドから降りやすいのは左右どちらだろうか。

などなど。。。
その患者さんによって安全な環境は異なることを学び、そして看護師が個々の患者さんにとって適切な環境をアセスメントする必要があります。

入院患者さんの過ごす環境に、確実な安全・安楽そして清潔さを保つため、私たち7南病棟から始まった「看護の原点回帰にもつながる環境整備」は、東京ベイ全体に広まりつつあります。
チェックをしなくても既に最善の環境が整備されていることもありますが、私たちが一つ一つの環境整備に真摯に取り組み、患者さんと家族の心に想いを馳せて看護に向きあうことのできる、とても良い機会だと思っています。

看護師には、たくさんの看護技術が求められますが、
「得意な技術は環境整備です!!」
と胸を張って言える看護師って、とっても素敵だと思います。

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