2022年「看護の日」イベント、非対面で開催!〜今年も熱い看護の日〜

当院では2019年まで毎年イオン市川妙典で看護の日イベントを開催していました。そこではナースユニフォーム試着体験や、手洗い体験、AED・BLS講習、妊婦体験・赤ちゃん抱っこ体験、血圧測定、握力測定・足趾把持測定など近隣住民の方々と触れ合える楽しいイベントを行っていました。しかし2020年からはコロナ禍になり、残念ながら開催できなくなってしまいました。しかし今年は方法を変えて開催することとしました。

〈キーワード〉コロナ禍・三密対策・対面禁止・非接触でできること

〈目的〉1.「看護」について考える機会を提供する
2.看護のイメージアップにつなげ、単に「白衣の天使」像だけでなく、プロフェッショナルとしての看護を伝え、ポジティブなイメージの看護職像を発信する

上記を踏まえてできることは何かを看護の日担当チームとして皆で考えました。
コロナの感染予防として展示場所を限局することはせずに実施できることを検討した結果、以下の私たち看護師が伝えたい内容を外来と各病棟でのポスター提示または外来待合のビジョンモニターで1週間提示することを行いました。

①「看護の日」とナイチンゲールの言葉とともに東京ベイの看護師を知ってもらおう!

「看護の日」についてとナイチンゲールの言葉とともに東京ベイの看護師の熱いメッセージをスライドとして作成し、外来待合のビジョンモニターに流しました。
以下の②③④は外来、病棟でポスター展示としました。

②心肺蘇生方法 BLS(一時救命処置)・AED(自動体外式除細動器)を伝えたい!

以前から「看護の日」のイベントで人気のあるBLSとAED。

③人生会議ACP(アドバンス・ケア・プランニング 意思決定支援)を伝えたい!

最近話題となっているACPについては、当院の意思決定支援チームが活発に活動しており患者さんの思いをどの職種も共有できていること。

④コロナ禍の今、正しいマスクのつけ方を伝えたい!

色々な種類のマスクの中でどのマスクが感染対策に効果的かという情報と、正しいつけ方ができているかを提示。

対面でないため見てくださった方の反応がわかりづらかったのが残念ですが、私たち看護師の伝えたいことが少しでも伝わっていたら。と思っています。
また、外来待合ビジョンのスライドの作成では看護師の皆が忙しい中熱いメッセージを一所懸命考えてくれたり、どの看護師もとても良い表情で写真撮影に臨んでおり素敵な内容のスライドとなりました。東京ベイの看護師の熱い思いがビジョンやポスターを通して一つになり、見てくれた方々に届いたはずです。

今回の初挑戦は手探りで行ったため、来年への検討事項はたくさんあります。まだまだ非対面の「看護の日」は工夫のしがいがありそうです。しかし対面で開催できなくとも、看護師の伝えたいことを伝える方法はあるということが学べました。来年はどんな「看護の日」になるのか?今から楽しみです。

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