手術室での看護はお任せを~男性看護師、手術室で活躍中!~

こんにちは、手術室看護師です。
突然ですが、皆さんは男性看護師の割合がここ10年間で倍増していることをご存じですか?(2018年衛生行政報告例より)
当センターの手術室看護師は現在24名、のち2名の男性看護師が勤務しています。
男性看護師がまだまだ少ないですが、手術室という専門性のある分野で働き活躍されている2人にインタビューしてみました。

紹介:Aさん 心臓血管外科の手術を多く担当しているベテラン看護師
Bさん 病棟から手術室に異動してきた看護師

Q.なぜ看護師になろうと思いましたか

看護師A
はじめは看護師として働く上でなんとなく心電図が読めるようになりたいと思い、循環器専門病院に就職しました。実際の医療現場、特に手術室では専門用語が飛び交い、何を話しているのか何をしているのか全くわからず、あまりの無知さを実感するとともに、全てが衝撃でした。そして、自分もこの中の一員として認められるように働いてみたいと思い、手術室配属を希望しました。

Bさんには手術室と病棟看護の違いを聞いてみました。

看護師B
手術室では、長時間緊張状態が続いたり、立ちっぱなしなことが多かったりするため、肉体的にも精神的にも疲労が強い。しかし、何のトラブルもなく手術が終わった時には、達成感があります。

Q.手術をするうえで気を付けていることはありますか

看護師A
安全第一。これにつきます。
リスクマネージメントは平常時、緊急時のいかなる時も行っております。
また、いかなる時間、コンディションにおいても変わらない質の医療を提供することです。
当センターは、緊急手術も多いです。夜間に緊急で手術を受けられる患者さんのためにも、私たちには高いレベルでの恒常性が必要であると考えます。
看護師B
体調管理です。

Q.手術室看護師のやりがいまたは魅力は何かありますか

看護師A
自分のスキルを磨くと手術結果に直結し、結果という形で医療を患者さんに提供できることです。間接介助では俊敏で的確な判断力と患者さんの全身状態のアセスメント能力が求められます。直接介助では看護師のスキルによって手術時間が延長することも短縮することも考えられます。特に手術の理解と高いスキルが要求される心臓血管外科領域においては、医療レベルが高いほど手術結果に看護師のスキルが反映される割合も大きくなり、負担も増えますが、研鑽することで医師との相乗効果を生み出せることもあります。
看護師B
やはり病棟より達成感を感じるところだと思います。

Q.休みの日はなにをしていますか

看護師A
コロナ以前になりますが・・・。
千葉でサーフィン、連休が取れればキャンプ。全国どこでも行きます。
買い物ついでに都内でランチ・ディナーなど…
でも、一番食べているのは西葛西の卍力(まんりき)ラーメンだと思います。
看護師B
サーフィンに行ったりして自分の機嫌を取っています。

私達手術室看護師は、病棟看護師とは全く違う業務・看護を行います。最初は覚えることで精一杯ですが、様々な職種と協力してチーム一丸となって安全に手術が終えられるように努力しています。
手術室はオンコール等もあり、土日祝休み+手術の状況で忙しさが左右されますが、基本的には定時上がりができ、予定が立てやすいところも魅力の1つです。
なかなかイメージが付きにくい部署ですが、手術室に少しでも興味がある方や専門性を身につけたい方、力仕事も結構あるので男性看護師の皆さんもお待ちしています。

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