「その人らしい暮らし」を取り戻してもらうために〜脳神経外科ナースのとある一日〜

こんにちは。脳神経外科病棟の看護師です。脳神経外科病棟には脳血管疾患の後遺症により片麻痺や嚥下障害、視野障害・言語障害のある患者さんが入院しています。また脳血管疾患の急性期であり、血圧管理や点滴加療、ドレナージ管理が必要な患者さんも多くいます。

そして、病気によって、今まで当たり前にできていたことが急にできなくなる。また、障害を持ちながらも、元の生活に戻れるように生活リハビリを頑張っている患者さんが多く入院しています。
そこで、脳血管疾患を持つ患者さんに、私たち脳神経外科看護師が日々どのように関わっているか、また主な看護業務についてご紹介しようと思います。

08:00 情報収集
その日の受け持ち患者さんの情報収集を行います。疾患や本日行う検査、何時に点滴を行うか、また内服している薬剤などを把握します。

08:30 全体での申し送り
看護師長・主任・リーダー看護師が主に本日の入退院や検査について全体に伝えます。その後、チームに分かれて、受け持ち患者さんについての情報を共有します。

受け持ち患者さんのことをチーム内で情報共有することで、ナースコールや離床センサーで訪室した時に、対応しやすく、転倒事故防止につながります。

09:00 清潔ケア・検査
チームごとに清拭や陰部洗浄のケアを行います。また、早番・遅番というフリー業務を行う看護師が存在し、CT検査やMRI検査などの検査出しを行います。

12:00 昼食
患者さんは自分の部屋で食事をとります。麻痺があり、自分で摂取することができない患者さんは自助具を提供したり、食べやすいようにセッティングを行います。嚥下障害があり、誤嚥するリスクが高い患者さんは、言語聴覚士が介入して嚥下評価を行いながら食事介助を行います。

14:00〜リハビリやシャワー浴介助
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のスタッフが患者さんに合わせたリハビリテーションを行っています。
また車椅子に乗りながら浴室へ移動できるシャワー浴や寝たままお風呂に入ることができる機械浴の介助を行います。3回/週で行います。シャワーに入ることは自宅へ戻るための生活リハビリであり、患者さんができるところは自分でやってもらうようにしながら安全に行えるよう介入しています。

他にもトイレへの移動を介助したり、昼食をベッドではなく車椅子に乗車してテレビを見ながら食べられるようセッティングを行ったりなど、日々の生活の中にリハビリを取り入れる工夫をしています。

脳神経外科病棟に入院している患者さんは、「早く家に帰りたい。」「元の生活に戻れるようになりたい。」と話される方が多いです。急な自分の身体の変化に対して戸惑い、もどかしい思いを抱えながらも自分でできることを増やそうとしながら日々過ごされています。その患者さんの思いに真摯に寄り添いながら看護を行なっています。

東京ベイ浦安市川医療センターへ入職を考えている皆さん、ぜひ脳神経外科病棟で一緒に患者さんに寄り添う看護を学びませんか?

※写真は患者さんの許可を頂いた上で掲載させて頂いております。

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