急性期医療の一味違う透析看護、一緒に学んでみませんか?

※写真は患者さんの許可を頂いた上で掲載させて頂いております。

当センターの透析室は、血液浄化療法、血漿交換や吸着療法等を行っています。陰圧室として使用できる1床の個室・デジタルスケールベッド6床・通常ベッド6床の合計13床で構成されています。透析室スタッフは腎臓内科医・診療看護師・臨床工学技士・看護師で、透析は午前・午後の2クールで管理されています。

患者さんは①慢性腎臓病(CKD)や急性腎障害(AKI)による腎不全、②対象他疾患の検査・治療目的にて入院が必要な透析症例です。また、他病院で血液維持透析されているうっ血性心不全の症例や他病院からのDW(適正体重)設定依頼の症例も対象です。

病棟看護師
昨日、TAVIされた〇〇〇〇さんです。左BAよりシース入ってましたが、HCUで抜去しました。シース抜去後1時間でとめたくんを100から80mmHgへ減圧して下さい。シース穿刺部より再出血するようなことがあれば、主科の医師にコールしてください。
透析室看護師
分かりました。その他、デバイス類は入ってますか。止血ベルトの持参はありますか。シース穿刺部より出血あるようなら主科医へ連絡します。

当センターで透析導入となった患者さんには透析導入指導を行います。他病院等で血液維持透析されている患者さんが、当センターへ入院される場合はお互いに透析サマリーを作成し情報共有しています。また、当センターで血液透析導入され、外来枠として通院先の他病院が決定するまで通院を維持し、透析を受けられている患者さんもいらっしゃいます。

尚、透析室の特色として、基本的に血液透析の治療を行っていますが、必要時、単純血漿交換療法・二重膜ろ過血漿交換、血液吸着療法・血漿吸着療法等、特別な透析(アフェレーシス)も行われます。

私はここに勤務し始めて4年が経過しました。透析室の特色は、①新設された病院で綺麗であること、②他病院では経験できない知識や技術が学べること&定期的に研修や勉強会も開催されること、③常勤医にいつでも相談確認出来る環境です。

<条件が揃えば透析技術認定士の受験資格も得られます。>

ここで得る知識はとても幅広く、深いと信じています。余談ですが、透析技術認定士という資格があるのもご存じですか。※常勤として透析室看護師として2 年以上資格(免許)を有し、免許証の免許登録日から申請書類提出日現在において、該当する各資格における透析療法についての実務経験年数(透析業務経験年数)を満たしている者であれば透析技術認定士の認定講習会の受講資格が与えられます。

透析の事を学びたいという方・興味がある・経験がなくても看護師として更なるスキルを獲得したい方も大歓迎です。一緒に働いてみませんか。お待ちしています。

メニュー