夜勤明けの産婦人科病棟から〜夜勤3人のチームワーク〜

当センターへの入職をご検討中の看護・助産学生、看護職の皆さん、夜の産婦人科病棟がどのようなものか気になりませんか?今回は夜の産婦人科病棟をご紹介いたします。

当センターの勤務体制は二交代制を採用しており、夜勤は16:30から翌日の9:00までとなっております。産婦人科病棟では、3名で夜勤業務を行います。

業務開始前

夜勤メンバー同士でご挨拶。また、受け持つ患者さんの情報、点滴や内服薬の準備を行います。

16:30 申し送り

日勤者から日中の状況について申し送りを受けます。

17:00 ラウンド

受け持ち患者さんにご挨拶、バイタルサイン測定を行います。

18:00 夕食の配膳・下膳

遅番の看護助手さんとともに配膳・下膳を行います。
また、交代で食事休憩をとります。

19:00 〜消灯まで

産婦人科病棟では平日は手術が5〜7件の手術が行われているため、帰室が夜勤帯になることも多いです。手術後の定期的なバイタルサイン測定・創部の観察、離床の援助など行います。

お産の問い合わせがあればカルテを見ながら対応します。入院したほうがいいか、もう少し自宅で様子をみたほうがいいか等を産婦さんに指導します。

22:00 消灯

病棟内をラウンド後、消灯します。

消灯後

ケアの合間に明日の点滴や内服薬のチェックを行います。夜間も医師の指示通り点滴交換など行います。合間をぬって交代で仮眠を取ります。

夜間、産婦人科の救急患者は病棟で診察するため、救急患者の診察介助も行います。そのまま入院・手術となることもあります。メンバーで協力して対応します。

育児は24時間続きます。夜間も引き続き、産後のお母さんたちの授乳援助を授乳時間に合わせて行います。落ち着いている夜はお母さんたちとゆっくりかかわりながら、授乳の悩みや退院後の不安などじっくりとお話を伺います。

お産がある場合は、医師、分娩担当助産師、ベビーキャッチ、外回りと皆で協力して臨みます。

6:00 朝のラウンド

ラウンドしながらバイタルサイン測定、採血を行います。手術当日の患者さんには手術の準備を進めていきます。

7:00 朝食の配膳・下膳

早番の看護助手さんとともに配膳・下膳を行います。

8:00 リーダーへの申し送り・診察介助・記録など

夜間の患者さんの状態をリーダーへ申し送ります。また、医師の診察があるため、介助につきます。

8:30 申し送り
9:00 勤務終了

夜間の状態を記録にまとめます。特記事項があれば、日勤担当者に直接送ります。
以上で夜勤業務は終了です。お疲れ様でした。

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