新人教育はしっかり大切に!〜東京ベイハートチーム病棟の教育体制〜

こんにちは!3南病棟看護師です。前回は「絶えず前進し続けるハートチームを支えるナース~病棟編~」で病棟看護師の奮闘について紹介させて頂きました。今回は、循環器病棟における新人・既卒教育について詳しくお伝えしたいです。

◎循環器病棟における新人教育

看護師のスタートを循環器科で始めたい!!と3南配属を希望する方が毎年多く、激戦部署ではありますが毎年4-5人の新人を迎えています。
基礎教育を終えると病棟での勤務が始まります。4月はシャドーイングが基本でありますが5月より本格的に患者さんを受け持ち始めます。当病棟に入院の多い心臓カテーテル検査・治療を予定している患者さんを自立してサポート出来ることを目標にし、夜勤に向けて業務、技術のひとり立ちを目指します。
当センターの看護体制は固定チームナーシングであり、各チームにプリセプター看護師2名を配置していますがチーム全体で看護師を育てることをモットーに病棟全体で新人看護師の成長をサポートしています。

学習においては学習担当を中心として年間の学習計画を立てています。年間を通して循環器内科の検査・治療、心臓血管外科の周術期、それらの看護を学習します。医師がレクチャーしてくださる勉強会も多いですが、看護師が主体となった勉強会も多くあり、看護目線から新しく得る専門知識を学ぶことができます。

技術面では、各項目チェックリストで細かく分かれており、最初は全て見学から始まり、先輩看護師の見守り下で色々アドバイスを受け技術を獲得していきます。経験が少ない技術に関しては声掛けし合い自立に向けてサポートしています。 1年後には看護技術全般は自立して日々の業務を行えています。

夜勤は8月頃より始まります。最初は先輩看護師のサポートが付き、受け持つ患者さんも少人数からスタートします。最終的には8-10人の患者さんを受け持って夜勤を行います。夜勤時の急変時対応に備えてどう行動すべきか日々のシミュレーションや勉強会を通して学びます。

今年は5人の新人看護師を迎え、さらにパワフルな病棟になりました。

新人看護師A
多忙な病棟ではありますが同期のサポートや先輩方のサポートは大きな支えであり何より患者さんが回復され笑顔で退院されるときは、学生の頃の想像以上のやりがいを感じます。心身ともに新人のことをフォローして下さる環境のおかげで楽しく働くことができています。これからも頑張ります。
新人看護師B
循環器のエキスパート医師が多く揃う東京ベイに魅力を感じ志望しました。急性期の循環器患者さんと関わる日々は大変なことも多いですが自分のスキルアップに繋がり楽しいです。仕事だけでなく地方出身が多いため休憩中は地元トークに花咲かせています。年齢層も若いため相談しやすく自分の意見も発言しやすい環境ですね。

◎循環器病棟における既卒教育

既卒看護師の経験年数や経験分野は様々ですが毎年3-4人程の看護師を迎えています。既卒看護師にも、相談サポート役として先輩看護師が1対1でついているため小さなことでも相談しやすい環境です。
細かく整理された看護技術チェックリストを活用し、経験していない項目は優先して取り組めるように配慮しています。入職後4週目までの行動計画・目標を立案し、既卒看護師のレベルに応じてフォロー体制を整えて業務を組んでいます。

◎東京ベイの循環器内科、心臓血管外科では、CAG、PCI、ABL、ASDパッチ閉鎖、EVT、PMI、ICD、CRT-D(P)、TAVI(TF/TA/DA)AVR、MVP、MVR、ベントール、人工血管置換術、EVAR、TEVAR、下肢バイパス術、CABG、etc.などの検査・治療を行います。

MICSを始めとした低侵襲の手術も多く行っており様々な症例を通して新たな医療知識を得られ、循環器領域を専門とする看護師としてスキルアップが可能です。
看護学生さん、既卒看護師さん、東京ベイの循環器看護にご興味持たれた方は是非一度、見学へどうぞ
インターンシップも随時受け付けております!
病棟看護師一同、皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしてます!

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部

メニュー