皆様、あけましておめでとうございます。
本年も「医療を通じて地域の絆を育みます。」という理念のもとに、地域の皆様のために看護部も頑張ってまいります!何卒よろしくお願いいたします。
実は昨年10月に杏林大学病院の道又元裕看護部長に講師としてお越しいただき、講演形式の研修を行いました。新年はその報告からスタートです。
その日は、「仕事はたのしいかね?」とビクッとするメッセージからはじまりました。当センターの研修は、様々な外部講師にお越しいただきながら、技術・知識の向上に日々研鑽できるように環境を整えています。
講師の道又先生には「キャリアデザイン」について、「看護師としての働き方」について講義をしてもらいました。道又先生は、看護部長として、また今まで積み上げてこられたご自身のキャリアの話を織り交ぜながら仕事について、自分の働き方について、とてもフランクに話してくださいました。私には改めて自分のキャリアを振り返り、考え直せる楽しい時間でした。
しかし、組織を支えるのも変えるのも研修ではありません。研修をいかに活かすか、研修で学んだことを実践につなげるかが重要なポイントです。道又先生のお話しから私が思ったことは、個人に必要な能力の養成は研修として提供されていますが、それぞれ自身が東京ベイブランドへの帰属意識をどのように持つかが、自分も組織も変わるターニングポイントになるんだろうなと思いました。そして、医療チームとしてもそれぞれの相互作用が大きく影響するんだなあと改めて考えさせられた時間になりました。「まっすぐに何事も恐れずチャレンジを!」「変化は機会!」「あなたはくれくれ星人?だれが自分を成長させてくれるの?」など色々と心に刺さる、熱いお言葉をいただきました。道又先生ありがとうございました!
また、TOPIX研修では「認定看護師から学ぶ」というテーマで4回シリーズが幕開けしました(10月~1月まで月1回1時間の講演があります)。4人の認定看護師が活躍する当センターで、その方たちがどのようにしてキャリアを積み上げているのか、専門的な視点から話していただいています。同僚のお話は興味深く、毎回多数の聴講者がいます。私は話を聞いている中で、高度化し専門分化が進む医療現場において看護師は、全人的・包括的に患者を看るという本質をやはり忘れてはいけないなと思いました。「患者」という状態を、医療のプロフェッショナルとしての視点から、一人の人間として「患者」を看る、これこそが医療人としての腕のみせどころ!そんなナースが東京ベイに溢れてほしいと私は願っています。
人生100年時代になった今、人生のステージは幅広く、自分らしい道筋を描くことができる時代になっています。ご自身のキャリアを咲かせるために、肩ひじ張らずに自然体で気分良く働き続けられる看護師人生を東京ベイで見つけませんか。
院内にはキャリア相談のシステムもあります。相談しにくい方は、院内の看護師だれもがあなたの相談にのりますので安心してください。