みなさん、こんにちは。
今回は、『看護業務改善・ワークライフバランス委員会』についてご紹介します。
今年度からこれまでの『看護業務改善委員会』から『看護業務改善・ワークライフバランス』というネーミングに変わりました。
看護の現場では、人員不足のため休みが取れなかったり、残業が多くなってしまったりすることが問題になっています。
また、家庭を持ちながら働く女性が増え、看護の世界でも多彩な働き方が求められるようになりました。
アブラハム・マズローは、「人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成され、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲する」と述べています。
看護師もひとつ欲求が満たされるとまた次の欲求を求めてしまうことがあります。
その欲求を満たし満足度を高めるためには、常に私たち自身が変化していかなければいけません。
当センターでも問題を少しでも解決し、今よりも働きやすい職場環境づくりのために“ワークライフバランス”の項目が追加されました。
現場で働くスタッフの生の声を聞き、上司任せではなく自分たちの手で自分たちの職場環境を改善していくことをモットーとしています。
委員会のチームメンバーは、師長2名、主任1名、看護師10名で構成されています。
5月からは年休の取得が増えるようバースデー休暇を設けました。
各部署にバースデーカレンダーを掲示し、自分の誕生月はいつもの休み希望時に年休を自分でリクエストするシステムです。
6月からは実際の問題点や改善できそうなこと、改善したいことを抽出し、3つのワーキンググループを立ち上げ、活動を開始しました。
その3つのワーキンググループとは、①看護業務関係について、②福利厚生関係について、③残業調整・年休消化の3グループです。
委員会メンバーは、少しでも良い方向となるようチームで考え、日々頑張っています。


東京ベイで働きたい!と今いる看護師がいえるような病院になるよう常に変化していきたいと願っています。
引用
マズローの欲求5段階説 http://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html 2017年7月6日取得
文責:看護業務改善・ワークライフバランス委員会
委員長 大場倫子