教育企画委員会の活動について

教育企画委員会の活動をご紹介します。

教育企画委員会は看護部の理念「地域の人々のライフサポーターとしての役割を遂行できる看護職を育成する」に基づき院内研修計画を立案して実施しています。
メンバーは師長3名、主任5名、スタッフ9名で構成されています。
委員会スタッフは主に新人教育担当と経年別研修を担当するチームに分かれて活動しています。

4月に当センター看護部は68名の入職者のうち23名の新人看護師の皆様を迎えることが出来ました。
そこで今回は当センターの新人教育についてお話をしていきたいと思います。

入職後、すぐに始まるのが、新人看護技術オリエンテーション研修です。
移動・移送から採血、点滴注射などの基礎的な看護技術を1週間かけて行います。
初日は緊張の表情の新人さんも2、3日目には真剣に取り組みながらも笑顔も見られ、お互い助け合いながら研修をしている姿が印象的です。
毎年その年ごとに新人のカラーがあり、私たち教える側の委員会メンバーもその年の特徴をキャッチし、研修に反映をさせています。
ちなみに今年は(講義や指導者の助言をたくさんメモしていたり、アンケートにもみっちり記載してくれるとても)まじめでお互いを高め合っていけるような新人さんという印象を受けました。
私たちもその期待に答えられるようにサポートしていきたいと思いました。
一年目のサポートを昨年からナーシングスキルも導入され、新人看護師に正しい技術を習得してもらえるように、委員会のメンバーも技術・知識の確認をしっかり行い、自身のスキルアップにも繋げています。
また、この研修期間中は検査技師や臨床工学士、薬剤師の協力も得て、それぞれの分野の講義も行っています。
そして看護技術オリエンテーションが終了すると電子カルテの操作研修を1日かけて行い、いよいよ病棟デビューとなります!

新人教育は一年間を通して研修プログラムを組んでいます。
特に夜勤に入る前までの7月までは毎月研修を行っていきます。
就職して少し疲れてきたころに、昨年はリフレッシュ研修と題してメンタルフォローの講義と浦安総合公園でBBQを行いました。
この研修では同期の絆を深め、普段なかなか言えない悩みを共有していくことを目的として行っています。
新人看護師が各部署で生き生きと働いてほしいと思っています。

一年の後半になると、自身の振り返りをしながら看護過程や急変時の対応について学習をしていきます。
振り返りや成長の過程をプリセプターとともに共有する事で私たちも研修の成果を感じています。
さまざまな研修と、実践を通して患者さんを支えられる自律した看護師の育成を目指して日々、頑張って取り組んでいます。

次回は院内の継続教育についてお話していきたいと思います。

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