浦安・市川市民の骨は私たちFLSチームが守ります!~再骨折を防ぐ強い骨を作るために~

こんにちは、5階北病棟看護師です。
当院の整形外科病棟では、今年から再骨折を防ぐためにFLSチームという新たなチームが結成されました。

FLSとは、Fracture Liaison Service(骨折リエゾンサービス)の略で、多職種の連携によって、二次骨折を防ぐための取り組みのことです。1度骨折を起こすと二次骨折を起こすリスクが高まることが分かっています。また、大腿骨近位部骨折の5年生存率は、癌の生存率よりも悪いという研究結果もあります。

当院では、大腿骨近位部骨折の患者さんを対象に再骨折予防のために医師や看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士などのたくさんの職種がこの取り組みに携わっています。

多くの職種の取り組みの中でも、今回は私たち看護師が二次骨折予防のために取り組んでいる内容をご紹介します!!

私たち看護師は、再骨折を防ぐ強い骨を作るために、パンフレットを用いて食事や運動など、退院後の日常生活の中で気を付けることの指導を行っています。強い丈夫な骨を作るためには、食事からしっかりとカルシウムを摂り、バランスよく食べること、また、適度な運動を行い、骨を作る細胞を活性化させることが大切です。

入院中に痛みで中々リハビリに取り組めなかったり、食欲が落ちてしまったりする患者さんには、医師や薬剤師、栄養士、理学療法士などの多職種と連携しながら痛み止めの調節や患者さんにあったリハビリ方法の選択、食事の調節を行い、寝たきりにならないように介入をしています。

他には、再骨折をしてしまった際のリスクを説明し、手足の骨折の9割の原因となる転倒を予防するためにできる工夫をお伝えしています。

骨折により寝たきりになると、これまで通りの生活を行うことが難しくなってしまいます。骨折しない強い骨を作り、健康寿命を延ばし、地域の皆さんが楽しく暮らすことが出来るよう私たち看護師は日々職種を越えた病院内のスタッフ達と協力して奮闘しています!

整形外科病棟の取り組みに興味を持って下さった皆さん、ぜひ一緒に働きませんか?
5階北病棟のスタッフ一同、いつでもお待ちしております!

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