救急外来、どんな患者さんが来るの?〜365日24時間稼働中の東京ベイERから〜

こんにちは!救急外来看護師です。
今回は、当院に入職を希望される看護師、看護学生の方に、当院救急外来にどのような患者さんがいらっしゃるのかを紹介したいと思います。

まず当院の救急外来の概要についてお話します。
診察室5室、重症初療ベッド3床、中等症ベッド6床、陰圧室1室があります。

  • 重症ベッドでは、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患、大動脈解離や大動脈瘤などの大血管疾患、脳卒中、意識障害、重症外傷、ショック、心肺停止の患者さんなどを対応します。
  • 中等症ベッド(観察ベッド)は、胃腸炎、めまいなどのさまざまな症状に対して対症療法を受けている患者さん、または重症ベッドで初療が終了し状態の安定した患者さんなどを対応しています。
  • 陰圧室では、結核や麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)など空気感染症の可能性がある患者さんや、新型コロナウイルス感染症の可能性のある患者さんのための部屋として使用しています。

今回は、その中から重症ベッドで対応する症例について紹介します。
当院救急外来の本年度上半期(2021/4/1~9/30)の来院者数は12231件(救急車6141件、ウォークイン5815件、その他275件)でした。
心筋梗塞:22件
大動脈解離:27件
脳梗塞:94件
脳出血:22件
重症外傷:6件(ICU+死亡)
心肺停止:81件

このような疾患の可能性がある患者さんを対応する場合や、ウォークインの患者さんの中でもトリアージ内容から重症度・緊急性の高さ、処置の必要性などをもとに、使用するベッドを考慮しています。
また、不整脈による心肺停止などは緊急の対応が必要となり、救急外来で人工心肺装置を装着する場合、カテーテル室までの搬送が困難となる場合もあります。そのような緊急時に備えて医師と合同のPCPSシミュレーションなども実施しています。

(※2020年7月31日感染対策を実施した上で行いました)

このように当院の救急外来では、軽症から重症まで多岐にわたる症例を経験し、急性期看護の大きな学びを得ることができます。また救急治療の経験が豊富な医師や先輩看護師(ICU経験者や病棟経験者も多数在籍)と一緒に、皆で知識をシェアし支え合いながら、ERでのチーム医療を実践しています。
他にはないチーム力で地域に貢献する救急医療に携わりたい方、ぜひ東京ベイにいらしてください。

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