こんにちは!5階北病棟看護師です。
今年は新型コロナウイルスの影響で実習ができていない看護学生さんが多くいると思います。
看護師の働き方について分からないことが多いと思いますが、病棟看護師の働き方の特徴の一つに、2交代制勤務であることが挙げられます!
実習で夜勤を経験することはなかなか無いと思うので、今回は病棟看護師の夜勤の1日を紹介していきます♪
<16:30>:夜勤スタート
申し送り前に患者さんの情報収集をしたいので、少し早めに出勤します。
日勤者からの申し送りを聞いたあと、看護師間で受け持ち患者さんの情報共有をします。
☆5北の夜勤は基本的に看護師3人で最大45人の患者さんを看るので情報共有とチームワークがとても大切になります。転倒リスクの高い患者さんや、状態変化の懸念がある患者さん、手術中や透析中の患者さんの情報共有をして、安全に夜勤看護を行えるよう努めています。
<17:00>:挨拶と検温、患者さんの状態に変化が無いかを観察
患者さんのもとへ訪室し、挨拶と状態観察をします。
また、窓のカーテンを閉めたり夕食のために体位を整えていきます。
<18:00>:夕食の配膳・食事介助
夜勤看護師、看護助手、スタッフ皆で夕食を配膳します。
食事介助が必要な患者さんには誤嚥に注意しながら介助していきます。
<18:30>:夕食後の内服薬配薬

<19:00>:短い休憩
1人ずつ短い休憩があるので交代で自分の夕食を食べます。
<20:00>:体位変換
褥瘡を予防するため体位の向きを変えたり、おむつ交換をします。夜勤中は定期的に行います。

<21:00>:眠前薬の配薬、氷枕交換
整形外科は患部を冷やすために氷枕を使用している方が多いので常に冷たい状態を保てるように交換しています。
<22:00>:消灯
準夜帯は手術中の患者さんが帰室したりと忙しいですが、ここで少し落ち着くことが多いです。

<22:30>:体位変換
<23:00~>:この辺りで順番で休憩に入ります
忙しさにもよりますが1人ずつ休憩をとれます。仮眠したり、夜食を食べたり過ごし方は人それぞれです。自分の受け持ち患者さんの情報や依頼する業務を申し送ってから休憩に入ります。
<00:00>:巡視
膀胱留置カテーテルを挿入している患者さんの尿破棄や、注射薬投与や点滴交換をするために訪室します。
患者さんが良眠できているか、状態変化が無いかをみるため夜間も定期的に巡視をします。
<01:30・04:30>:体位変換
夜間は看護師と看護助手で行うことが多いです。

<05:00>:採血
<06:00>:挨拶と検温
患者さんのもとへ挨拶と検温をして状態に変化がないかを観察します。
窓のカーテンを開けたりトイレ誘導をしていきます。

<07:30>:朝食の配膳・食事介助

<08:00>:朝食後薬の配薬

<08:30>:夜勤のリーダー看護師が日勤者へ申し送り
夜間で状態が変化した患者さんや手術後の患者さんの経過などを申し送ります。
また、気になることがあれば日勤の受け持ち看護師へ直接申し送りに行きます。
<09:00>:夜勤終了!
夜勤明け当日と次の日もお休みなので、次の勤務に備えて体をゆっくり休め心身のリズムを整えます。
いかがだったでしょうか?
なんとなく東京ベイでの夜勤の流れが分かっていただけたら嬉しいです♪
新人看護師はおおよそ夏ごろから夜勤を始め、冬から春に向けて夜勤が自立できるように計画しています。
日勤とは違いリーダー看護師も受け持ちをしています。そのため先輩の目が届かないこともあり自分の受け持ち患者さんへの責任がより一層強くなります。ですが、5北は優しく気にかけてくださる先輩がたくさんいるので一人で責任を背負い込むことなく、心に余裕をもって働くことができると実感しています。
今日は夜勤についてお話ししましたが、「まずは日勤の業務を知りたい!」という方は、去年12月に掲載された「自宅に帰ってからを見据えた整形外科看護」という記事をぜひ読んでみてください。
現在、新型コロナウイルス感染予防対策の一環で従来のインターンシップは休止していますが、当センターではWEBインターンシップを開催しています。ぜひご参加くださいね。