ERが24時間365日稼働できる秘訣はフットワークと持久力〜東京ベイのサスティナブルな感染対策〜

こんにちは!救急外来看護師です。新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威をふるっています。救急医療の受け入れ制限など社会問題となり、耳にした方もいらっしゃると思います。
今回は受診される患者さんはもちろん、スタッフも安心・安全であり続けるための、救急外来の取り組みについてお話します。

1・トリアージって?

先日、とあるテレビ番組で「トリアージについて国民の2割しか知らない」と放送していました。トリアージは救急外来を受診する患者さんの緊急度を、症状やバイタルサイン(血圧や脈拍、呼吸数など)から判断するものです。救急外来には様々な症状の患者さんが受診されます。

私たち救急外来スタッフは、トリアージの時にはこのような感染防御対策で患者さんと接しています。

手袋、マスク、アイガードを装着

トリアージでの緊急度に応じて医師の診察・治療のスピードが変わってきます。
受診時に発熱、発疹、血痰などある方は「陰圧室」という個室にご案内して診察までお待ちいただきます。

2・陰圧室ってどんなところ?

部屋の中が部屋の外より気圧が低いため部屋の中の空気が外に出ないような仕組みになっている部屋です。結核や麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)など空気感染症の可能性のある患者さんや、新型コロナウイルス感染症の可能性を考えて発熱の症状がある患者さんは診察まで陰圧室にご案内しています。

陰圧室

またインターフォンを使用し問診をしたり、適切な防護具を使用することで、対応するスタッフの安全対策にも取り組んでいます。

3・もっと重症な患者さんは

発熱や呼吸苦がある重症な患者さんは初療室で早急に診察・治療を開始します。安全な環境を準備することで早く治療を開始することができ、スタッフも安心して患者さんに接することができるのです。

現在、初療室ではこのような準備をして患者さんに接しています。

手袋、マスク、アイガード、帽子、ガウンを装着

心臓マッサージが必要な時などは挿管ボックスを使用し安全に配慮しながら治療にあたっています。

新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、その他様々な原因で発熱の症状はみられます。
救急外来では、医師や救命士と協力して、疾患や症状から予測される影響やリスクを考慮しながら万全な準備と対策に取り組んでいます。
少しでも地域にお住まいの方々のお力になれるよう、日々より良い対策を考えながら安全を守る環境を準備しています。

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