皆さんこんにちは!救急外来看護師です。
皆さん、「カテーテル検査」はご存知でしょうか?
放射線を使用し、透視下で血管の位置を確認しながら検査・治療を行う手技のことを「カテーテル検査」と言います。
実は、救急外来の看護師が、このカテーテル検査に携わっています。
今回は、このカテーテルの検査の様子を、私自身の体験を交えながら紹介していきたいと思います!
当センターのカテーテル検査業務の様子をご紹介
救急外来は部門が3つあります。救急外来のナース、カテーテル検査室、そして内視鏡です。
当センターの救急外来へ配属されたら、一通り救急外来の業務を覚えた後、カテーテル検査の業務も担当するようになります。
私は救急外来へ配属されてから約1年後に、カテーテル検査の業務をスタートさせました!
まず、カテーテル室に来て初めて思ったことは…
「プロテクターが重い!!!」(笑)
このプロテクター、放射線の被曝から自分の身を守るために医療従事者は全員身につけるのですが、調べたところ上下で5㎏ほどあるんです!
検査を行う際には毎回着用しますが、毎回汗をかいています(笑)
当センターにはカテーテル室が2部屋あり、年間約2,500件のカテーテル検査を行っています。
看護師は、医師の指示の下薬剤を投与したり、患者さんのバイタルサインを適宜確認したりと、主に医師の診療の補助に当たっています。
私は、月に何回かカテーテル検査の業務を担当していますが、救急外来とは全く違う専門知識を身につけなければなりませんし、今まで使用したことのない物品や薬剤を扱うため、業務を覚えるのに一苦労しました。
救急外来では、リーダー看護師や先輩看護師、救急医がすぐ近くにいて、不明点や疑問点はすぐに聞くことのできる環境にあります。
しかしカテーテル室では、検査を行っている最中、看護師は基本的に一人です。
薬剤の調剤やバイタルサインの記録などの業務を、一人で行わなければなりません。
業務の独り立ちをしたばかりの頃は、きちんと業務をこなせるか不安で、カテーテル室に入るたびに手汗をかいていました(私はとっても汗っかきです笑)
たくさん緊張もしますし、責任感も倍増ですが、その分やりがいがあります。
また、カテーテル検査を行う際は、医師と看護師だけでなく、放射線技師や臨床工学技士と一緒に行います。
私がカテーテル検査デビュー当時、分からないところがあれば他職種の先輩方にも教えていただきました。
とても頼りになるスペシャリストばかりです♪
こうやって、多職種で連携を取りながら検査を行うことも、カテーテル検査の良いところの一つだと思っています。
私がカテーテル室業務を始めて約1年経ちました。
救急外来の業務しか知らなかった頃は、カテーテル室の看護師から「7番が90%だったのでPOBAしてステントを置きました」と言われても、「ふーん、そうなんだ」としか思わなかったですし、救急外来勤務の私にとって知ってなくても良い知識だと思っていたため、あまり理解を深めることもしませんでした。
実際にカテーテル室検査を見ることで、検査や治療の流れが分かり、「7番が90%でPOBAしたって、こういうことだったんだ!」と、分かったときにはなんだか快感でした(笑)
心臓カテーテルの検査で使用するバルーンやステントに様々な種類があるということも、カテーテル室検査に携わることがなければ、知らずに過ごしていたかもしれません。
こういったカテーテル室での業務で得た知識は、救急外来の業務中にも生かされていて、緊急でカテーテル検査が必要な患者さんが救急外来へ来院された際に、よりスムーズに準備・対応することができるようになったと思います。
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