今年も東京ベイは新人研修をリニューアル!研修自体もチャレンジしています~

東京ベイの新人技術オリエンテーションは今年も新しいことにチャレンジしました!

例年講堂で集合研修をしていましたが、今年は浦安駅近くにある地域医療振興協会本部のシミュレーションセンターをお借りして、新人研修を実施してみました。なぜ、場所を変えたかというと、とにかく、シミュレーションセンターにはシミュレーターがしっかりある!そして、個室がいくつかあるので、グループに分かれた実施が集中して行えるのではないかと考えました。さらに、東京ベイは、会議室の数が少ない!そのため例年、4月の新人研修で講堂を占拠してしまうことが懸念となっていました。

そこで今年はよりリアルに実施することと、学生時代に学んだことをいかに活かすかに重点を置いた研修設計をしました。そのためには、シミュレーションを豊富につかえることが重要だったのです。さらに、「自ら考えて、実践できる看護師になる」ためには、看護師として、社会人としてどのように自分が行動したらいいか、言われてからやるのではなく、自分で考えて行動できるか、チームで協力し合えるかをみたかったことも裏目標として掲げていました。

自ら考えて、実践できる看護師になる

この目標を達成すべく、32名の新人は毎日のように研修を実施してきました。
学生の時よりも、もっと「実践的」。それでいて、「考える」という訓練を毎日してきました。
今年から研修には事前に勉強をしてこないと参加できません。事前課題があるのです。
そして、テストで100点を取った人のみの研修なので、説明一切なしで実践形式の研修となります。
学生時代もそのような授業を受けてきた人もいますが、今度は責任が生じます。
自分が勉強してこない限り誰も教えてくれないのですから・・・。

研修は大変でしたが、せっかくなりたいと思って東京ベイのナースになったのですから、覚悟をして頑張ってくれていました。その姿はとても頼もしく、前向きにがんばっていました。
研修を研修だけで終わらせるのではなく、すぐに実践に使えるように練習を重ねました。それでいて、患者さんに寄り添う、相手の立場に立って考えることにもチャレンジしました。
毎日みんなで目標を決めて、それができたかどうか一日の終わりには、お互いの評価もして自己評価・他者評価の練習。さらに、個人ワークでは、リフレクションシートを使って今日の学び得たことは何かを振り返る練習もしました。そのうえでまだまだ未熟な新人たちの技術ですが、4月下旬から各部署で実践しています。

「がんばれ、新人のみんな!先輩方に支えてもらいながら大きな花を咲かせていこうね。」


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