救急外来看護師24時 ~救急外来は24時間診療だから休憩がない!?~

こんにちは、今年度3回目の救急外来看護師です。
救急外来看護師の一日の流れのお話をしたいと思います。

・救急外来の勤務体制は?

皆様のイメージする救急外来看護師の1日はどのようなものでしょうか。
病院によっては勤務帯が2交代制、3交代制とあり、勤務している看護師が救急外来の看護師として常駐している病院や他部署から夜勤帯のみ救急外来を担当する病院など多様な形式をとっていると思われます。
では当院はどのようになっているのかといいますと・・・

『24時間365日、休まず診療!!もちろん看護師も24時間常駐しています』

と、CMで流れそうなセリフですが、実際に24時間365日診療をしています。
そのあたりのお話をまずさせていただこうと思います。
東京ベイの救急外来は24時間365日、2.5次の対応を休まず診療し常に救急科医師と救急科看護師が常駐しています。
その中で看護師は2交代制で勤務しています。
そして近くの診療所やクリニックで診察終了となる平日夕方以降や休日や休日前は来院患者さんが多いため、土日祝日には遅番勤務というものがあり、多忙となっても安全に患者さんへ医療が提供できるように人員を配慮されています。
勤務時間については日勤08:30~17:00、夜勤16:30~09:00、遅番は2パターンあり11:00~19:30と12:30~21:00という勤務パターンで構成され、遅番についてはそれぞれ1人ずつ、夜勤は4人体制で、緊急内視鏡や緊急カテーテル検査にも対応しています。(内視鏡やカテーテル検査については2017.04.14の東京ベイweb通信をご覧ください。)
ちなみに、それでも多忙となるシーズンや単純に多忙となる日は定時に帰宅できないことが多くあり、夜勤の際には、重症患者さんが連続で救急搬送され看護記録をする間もなく朝を迎えて残業で記録をする…などということもよくあります。
さて今回はそのような状況は省いた、普段の1日の流れについてお話していこうと思います。

・基本的な一日の流れは?

実際の救急外来の一日の流れを見ていきましょう。
8:30の日勤の開始から。
まずは夜勤リーダーから日勤へ申し送りをします。
救急外来ではホワイトボードにそれぞれベッド番号の表記をしてあり、患者さんの検査状況や主訴を書き込み、状況がわかる様にしています。
そのホワイトボードを使用しながら、申し送りを行います。
雰囲気としてはこのような感じです。

実際に何をしているのか、患者さんについての申し送りや、インシデントの発生状況、毎日その日の目標をあげて情報共有をしています。
その後、患者さんがいればそれぞれ日勤者で担当を決定、外来に患者さんが来院していればトリアージ、患者さんの来院がなければ夜勤者と協力をして救急外来内の点検や、物品のチェックをしています。
そのように時間が経過し10時頃の様子です。

写真をご覧の通り、医師と看護師のスタッフステーションは同じところになります。
患者さんの在室があれば患者さんの状態を把握しその後、引き継いだ検査や入院準備、帰宅のための準備をしていきます。
なにか疑問などがあればその場で医師と情報共有をすることもあり、常に医師が滞在し、なによりコミュニケーションがとりやすいメリットが生かされるようになっています。
患者さんのことはもちろんのこと、電話対応や病院外からの問い合わせを救急外来看護師が一部担っているので医療的な相談をすぐに医師に確認を取ることができます。
それぞれの業務を実施しているうちに11時頃になると順番に休憩に入っていきます。
その際にはもちろんですが、救急車での来院患者さんや外来からの患者さんの対応ができるように看護師の配置を気にかけながら休憩を考えます。
休憩室も医師と看護師は同じところになります。

和やかに食事をしている雰囲気が伝わりますでしょうか。
ちなみに休憩室にはスタッフのお土産や、忘年会などのイベント時の夜勤には食べ物や飲み物が差し入れられていたりします。

この時は病院の忘年会の日でして、夜勤さんへの食事が差し入れられました。(ちなみに筆者自身も夜勤でした。)
美味しいチキンにドーナッツに飲み物のおかげで満腹となり看護業務も極めて捗った気がします。

では昼休憩を挟んで午後に入ります。
午前と同じように外来受診の患者さん、救急車で来院された患者さんの対応をします。
ここで午前と違うのは、当院では平日と土曜日は一般外来が午前中で終了するので、午後からは病院に来院されたすべての患者さんが救急外来で対応します。
トリアージがぐっと増えるため急変の可能性を見落とさないように迅速かつ正確にトリアージを実施していきます。

あっというまに16時半。
そう、夜勤者が出勤してくる時間です。
ここからは日勤との交代時と同じように申し送りがあり、受持ちの引き継ぎなどを行っていきます。
日勤との違いは勤務時間の長さと夕食時間と仮眠時間があるのみでやっていることはかわらないのでそれ以外のお話は省略させていただきますね。笑
救急外来の夜勤は、どこの病院も診療時間が終了し受診する場所に困ってしまう患者さんが来院されますので多忙となることが多いですが、落ち着いていれば下の写真のように医師・看護師それぞれが担当した患者さんの記録をする時間が十分に取れることもあります。
同時に仮眠時間もしっかりと確保できます。
では確保できないときの仮眠時間はどうなっているのかと問われそうですね。
先に返答すると『仮眠時間はどこの病院とも同じように状況次第で変動することもあります。』です。

落ち着いた夜勤も多忙となる夜勤にも朝は必ず訪れます。
そして日勤者が出勤してこの記事の振り出しに戻っていきます。
この流れが24時間365日、休みなく続きます。
安全に安心に診療が受けられるように日々、取り組んでいます。

・さて、詳しくは病院見学の時にお話ししましょう!

一日の流れはいかがでしたでしょうか?
時間を追ってお話ししましたがなかなかイメージが湧き辛いかもしれないですね。
日中であれば当院の病院見学にいらしていただけるともう少しイメージがしやすいかもしれませんのでよろしければ当院ホームページより看護部の見学の希望をどうぞ!

以上、第3回救急外来看護師(29歳:男性看護師)より
『救急外来看護師24時 ~救急外来は24時間診療だから休憩がない??~』
についてのお話でした!!
また見にいらしてください♪

◆ 東京ベイ・浦安市川医療センター 看護部

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