東京ベイ・浦安市川医療センター看護部では、2/10・2/13・2/14と3日間にわたり、復職支援研修が開催されました。
2回目となる今回の復職支援研修にも、2名の方に参加して頂けました。
この復職支援研修は1日だけ、2日間、3日間とご自身の希望によりコースが組まれます。
今回の復職支援研修では2日間コースの方と3日間コースを選択いただきました。
現在、日本には約70万人の潜在看護師(資格は持っているが、看護師として働いていない看護師)がいると言われています。
その中には、「今は看護師として働いていないけれど看護の仕事が好きで、ぜひ復帰したい、でも自信がない…不安がある…」そんな方もいらっしゃることと思います。
この、看護師復職支援研修は、直に病院の雰囲気に触れて頂き、現場の感覚や技術を取り戻し、医療機器の予備知識を習得することで、復職に対する不安を軽減し『もう一度、資格を活かして働きたい』と思っていただきたいとの思いから開催されています。
前回と同様、初日は当協会が所有するシミレーションセンターで採血や点滴などの技術演習を行いました。
動画を用いた座学の後、シミュレーターを用いて実際に演習を行って頂き、技術演習の後は看護部長や教育担当師長より当協会・当センターの紹介や当センターでの教育システムなどについての説明を行いました。
講義の内容には、現在の看護の動向なども盛り込まれていますので、看護の仕事を離れて久しい方にも最近の看護の傾向や状況が把握できると思います。
医療機器に関しては、機器管理担当の臨床工学技士より実際に当センター採用の輸液ポンプやシリンジポンプを用いて操作方法や使用時の注意点などの説明を受けられます。
これまで医療機器に触るのは苦手と不安に思われていた方も、臨床の場で医療機器を取り扱う前に実際に触れて演習できますので、少しでも苦手意識を克服することが出来ると思います。
2日目・3日目は病棟での研修を行いました。
はじめは緊張しておられましたが、実際に病棟で患者さんや私たちとお話しされるうちに徐々に緊張がとけていきました。
研修の最後には希望される部署の見学をして頂きます。
実際に研修で職場環境を包み隠さずご覧になっていただくことで、お子様がまだ小さく、復職に不安がある方も、実際に働いているお母さん看護師から勤務状況を聞くことができる為、入職後のことが具体的にイメージすることができるようです。
この復職支援研修もまだ2回目ではありますが、前回と今回の復職支援研修参加者から入職に至った方もいらっしゃいます。
私たちも、数ある医療施設の中からこの東京ベイ・浦安市川医療センターを選んで研修に参加し、入職して頂けたことを本当に嬉しく思います。
『まだ復職するか決めかねているけど、現場の空気に触れてから考えてみたい…』そんな方でも大丈夫です。
気兼ねなく、この復職支援研修に参加してください。
次回は5月12、15.16日に開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております☆
~看護部復職支援担当より~
*募集要項は近日公開いたします