東京ベイ・救急外来の現場2

今回は当センターの救急外来についてご紹介したいと思います。

 

東京ベイ・浦安市川医療センターの救急外来における年間の救急要請の応需率は95%を超え、救急車受け入れ台数は8000台を超えます

95%ということは、救急要請があったらよほどの理由がない限りは受け入れます。

 

 

当センターの救急外来は、どんな疾患であっても、どんな患者さんであっても、まずは救急医が診察して必要時には専門科にコンサルテーションを行うという北米型ERです。

 

近隣の救急隊の方からは

「東京ベイができてから本当に助かっています」と言っていただくことも多く、医療を通じて地域のきずなをはぐくむという当センターの理念を体現しています。

 

しかしながら、「断らない救急」を維持するのは簡単なことではありません。

医師・看護師間の連携はもちろんのこと、病棟や手術室、ICUやHCU、検査部門や薬剤部門、臨床工学技士など他部門との連携がなければ実現しません。

ときには意見がぶつかることもありますが、それもそれぞれが患者さんやご家族のことを思えばこそ!

スタッフが常にお互いを尊重しあい、フラットに意見を交わすことができるからこそ、

コミュニケーションエラーを最小限にしつつ患者さんのこれからを考えたディスカッションができる…

そんな環境が救急外来にはあります。

 

 

勤務が終わった後には気になる症例や事例をみんなで振り返ります。

一日一日、気になる症例や共有すべきことを話しあいます。

まだ当センターはリニューアルオープンして5年目ではありますが、日々の経験と気づきを蓄えて、着実に力に変えています。

医師、コメディカルと対等に、熱くディスカッションして医療に臨める環境がここにあります。

 

~ 救急外来看護師 ~

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