こんにちは! 手術室看護師です
当センターの手術室は6室(うち、ハイブリッド室1室)あり、24時間体制で、外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、小児外科、産婦人科、眼科、泌尿器科の定時・時間外・土日緊急手術に対応しています。
手術室看護には大きく分けて「器械出し」と「外回り」があります。「器械出し」はスムーズに手術が進行できるように術者へ器械を渡します。科や術式が違えば使用する物品も違い、臨機応変に物品を渡すことが求められるので、解剖や術式を理解し知識と技術を身につけることが重要です。
手術を円滑に進めるためには「外回り」看護の役割も重要です。外回り看護師は、手術の看護記録や急に必要となる器械の用意、使用された医薬品の記載、さらに一番重要な役割として、安心安楽に手術を受けることができるように患者さんの代弁者となるということがあります。局所麻酔で意識のある患者さんの不安の軽減のために声をかけたり、「痛い」「気分が悪い」などの訴えを医師に伝えたり、また麻酔下で意識のない患者さんの場合も、訴えがなくても体勢に無理はないか、苦痛がないか、患者さん自身が何を望んでいるのかを予測して調整しています。
みなさんは、手術室の看護師って怖そうだなと思っていませんか?
手術室に来られる患者さんも、とても緊張されていることが多く、さらにマスクや帽子で病棟看護師とは一風違った風貌の手術室看護師を前にすると、それまで以上に緊張してしまうことが予想されます。
そこで、私たちは患者さんに威圧感を与えないように最初のご挨拶のときは必ずマスクをはずすようにしています。
患者さんの不安を少しでも和らげて、安心して手術を受けられるようにしたいと考えています!
手術室看護は特殊性が高い職場ではありますが、ひとりひとりが個人にあわせたペースでレベルアップを目指しています!
~手術室看護師~