左より山本舞衣子アナウンサー、矢﨑義雄氏(日本心臓財団 理事長)、杉 良太郎 氏、渡辺弘之医師(当センターハートセンター長)、
「Medical Tribune」2016年12月1日掲載
「漁協の共済」2016年12月号No.189掲載
2016年11月7日(月)、公益財団法人 日本心臓財団が弁膜症に関するプレスセミナーを開催、東京ベイ・浦安市川医療センターのハートセンター長 渡辺弘之医師が協力させていただきました。
杉 良太郎さんとの座談会に先立ち、20分間のメディア向けレクチャーを渡辺医師が実施、今回は専門家だけでなく一般の方を対象に、弁膜症の症状や検査、治療などをかみ砕いて解説しました。
その後、杉 良太郎さんご本人により、貴重な体験談が語られました。実は、杉良太郎さんは昨年12月に、大動脈弁置換術を受けられたそうです。病気の発見から治療に至る貴重なご経験をユーモアを交えつつ誠実にお話いただきました。
『心臓手術』と聞いただけで逃げ出したくなる、そんな多くの患者さんにとって、勇気を持って病と向き合うことの大切さが伝わったのではないでしょうか。
患者さんやご家族の気持ちを、『訳もなく怖い』から『理解して安心する』に変えるためには病気の全体像や初期診断が大切です。
こうした取り組みの成果は、すぐに出てくるものではありませんが、その積み重ねは至適時期の弁膜症治療を確実に後押しすると考えられます。
これからも、地域医療の最適化に貢献できるよう、医療普及活動を続けてまいります。