ご入院にあたり、入院される方やそのご家族、面会者の方を感染から守るため、ご協力をよろしくお願いいたします。
1.入院前からの感染対策(入院予定日の2週間前~)
- 手洗いの習慣をつけましょう。食事前やトイレの後、外出からの帰宅後や、大勢の人と共有する物や環境(ドアノブなど)を触った後に手を洗いましょう。
- 大人数での飲食や、イベントなどでの大勢の人と接する場所は避け、自宅で過ごすようにしましょう。
- マスクなしでの近距離での会話は感染のリスクが高まります。同居者以外との食事を避けましょう。
2.入院生活における感染対策ご協力のお願い
【マスクの着用】
新型コロナウイルスやインフルエンザは、症状が出る前からヒトに感染させることがあります。
入院中は常時、マスクを着用して頂きます。(個室を除く)
小さなお子さんや、身体の状況でマスクが着用できない場合は、職員が適切な防護服を着用し、対応させて頂きます。
【手指衛生】
以下の場合は、流水と石鹸による手洗いか、アルコールでの手指消毒(病室前にあります)を忘れずに行います。
- 病室の出入りの際
- 食事の前
- トイレ使用の後
【院内の混雑する場所への移動について】
午前中は、外来診察のため、1階~2階の診察エリアや売店が混み合います。
15時以降の比較的空いている時間帯をご利用ください。
3.入院生活におけるご注意
- 入院中の外出・外泊は禁止しております。医療上必要な場合(他院への外来受診など)に限らせていただきます。
- 入院している病棟以外の場所での、ご家族等とのご面会は禁止しております。
- 入院中のベッド周囲は生活する場になりますが、回診や処置などで病室内に多くの職員が出入りします。清掃の職員も入りますので、床に私用の物を直接置かないようご注意ください。
4.感染症が発生した際の入院・検査・治療について
当センターでは安全な医療を提供するため、全職員、感染対策に取り組んでおります。
しかし市中での感染症流行により、病院の中では新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症や、
お薬が効きにくい薬剤耐性菌による感染が問題になることがあります。
- 患者さんご自身やご家族、医療従事者が感染症を発症した際には、感染拡大を予防する措置として、入院および手術を含め、すべての診療行為を、縮小または制限させて頂くことがあります。発生状況により、予定入院や検査・手術の延期(場合によっては一旦退院)をさせていただくこともあります。
- 同じ病棟の中などで、他の患者さんの感染症がわかった時に、感染が拡大していないか入院中の患者さんに検査をお願いすることがあります。また同じ病室の患者さんがインフルエンザに罹っていることがわかった場合には、予防的にお薬を処方することや、検査をお願いすることがあります。
- 感染症のある患者さんには、個室への移動をお願いすることがあります。病室が不足した場合、個室を希望されている患者さんに、大部屋への入院をお願いすることがあります。また入院後に、大部屋への移動をお願いすることがあります。
5.ご家族・ご面会の方へ
- ご家族・ご面会の方が、無症状でも市中感染をしている可能性があります。患者さんにうつさないために、面会については一部制限をさせて頂いています。別途、面会制限緩和のお知らせをご参照ください。
- 来院者や来院者の同居者に、発熱やかぜの症状がある場合は、面会をお断りさせて頂きます。
- 患者さんの中には、古くなった水の中で増殖する微生物によって、感染症をおこしてしまう方もいます。水替えが必要な生花や、加湿器の持ち込みについてはお断りさせて頂いております。
患者さんの入院中はご家族の皆様も、感染症にかからないようご協力をお願いいたします。
2023年5月8日
東京ベイ・浦安市川医療センター