2021年2月1日より透析患者さんに対するTAVIが保険適用となり、東京ベイではさっそく2月1日に2名の透析患者さんにTAVI(うち1例は劣化した外科的生体弁に対するTAV-in-SAV)を行いました。透析患者さんに対するTAVIは、東京ベイを含むTAVI経験豊富な全国25施設のみで実施可能です。(2021年2月1日現在)これまで手術はリスクが高くてできないと言われていた透析AS症例もぜひ東京ベイにご相談ください。
ただしTAVIは万能ではありません。外科的手術と同様にTAVIであっても、透析症例は非透析症例よりも成績が劣ることが知られています。さらに透析TAVI症例における特有の合併症や生体弁早期劣化の報告もあり、非透析症例よりも慎重な治療選択やフォローアップが必要です。もちろん腎臓内科との連携が欠かせません。また、透析TAVI症例では経心尖アプローチなど経大腿以外のアプローチ選択の頻度が高く、その技術の重要性が指摘されています。
東京ベイが透析TAVIに強い理由
- 経大腿はもちろんのこと経心尖アプローチのTAVIが得意
(当センターは全国で唯一の経心尖TAVIのラーニングセンターです)※2021年2月1日現在 - 心エコーやCTでの弁膜症重症度や弁解剖評価が得意
- 腎臓内科・透析室があり、ハートチームと強固な連携
- 透析患者の心臓手術・心血管カテーテル症例数が豊富
- TAVIが不向きな場合に、MICSや弁輪拡大など手術オプションが豊富
透析の大動脈弁狭窄症, 生体弁置換術後の生体弁劣化による大動脈弁狭窄症
または大動脈弁閉鎖不全症は、治療のフルオプションがある東京ベイにご相談ください
ご相談は | 心臓血管外科または循環器内科まで |
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