来たる10月18日(木) 浦安市消防本部主催の第28回事業所自衛消防隊屋内消火栓操法大会に、当センターから4名のスタッフ(理学療法士1名、事務員3名)が出場しました。本大会(競技)は、浦安市内の事業所における防火管理の推進と実効性のある自衛消防活動の実現を目的として、毎年開催されるものです。
本競技は、屋内消火栓設備を活用し、ホース2本を延長、放水を行い、2個の標的を落下させる操法協議であり、消防用設備に対する習熟度や確実な操作性、各操法員の安全性、迅速な行動・動作、規律・節度が採点の項目となり、事前に十分な練習を要します。出場選手は通常業務を行いながらも練習時間を確保し、限られた時間の中で練習を重ね、日に日にチームの団結力も高まっていきました。当日は天気もよく、会場も盛り上がりを見せる中での開催となり、当センター選手の士気もあがる中での出場。25チーム中16位という成績で大会を終えました。
今大会、当センターのチームリーダーを務めたリハビリテーション室の石川に出場した感想を聞きました。
こんにちは。
本年度、浦安市屋内消火栓操法大会に参加させていただきました石川(リハビリテーション室所属)です。
昨年、一昨年と参加させていただき本年度で3回目となりますが、毎年多くの事業所が参加されており、地域の一員として参加できているような実感がわきます。また操法練習で得られた手技は自施設に持ち帰り、防災活動に還元していくという点についても、参加するだけでも大変重要な役割を担っているのだと痛感します。
さて、実際の操法についてですが、やはり普段の医療系専門職とは異なる内容(姿勢、規律、ホース使用、放水の手技等)が多く、覚える事が山積みで大変でした。(操法練習以外でも)姿勢が少し良くなったねといわれるようになりましたが、これまでの練習の成果でしょうか…。今回3回目の操法大会ではリーダーの役割を務めさせていただきましたが、全体を指揮しながら自身の操法役割を担うのも大変な作業でして…。それでも、ついてきて下さった操法メンバーの皆様や、応援に来て下さった病院の皆様には感謝してもしきれないくらいです。練習から本番まではあっという間という感覚でしたが、病院の組織として、地域の一員として少しでも活躍できたという実感は確かにあり、今後の活動にぜひとも活かしていきたいと思っております。
災害はいつ起こるかは予測が難しいところです。いつ、何が起こっても災害に対応できるよう、自身の専門職に限らず組織として、地域の一員として東京ベイ・浦安市川医療センターを盛り上げていきたいと思います。
最後に、操法メンバーの皆様、応援していただいた皆様、病院関係者の皆様、浦安消防局および地域の皆様に感謝申し上げます。
大会の様子が下記サイトにアップロードされておりますので、ぜひご覧ください!
(大会の様子がご覧いただけます。9分38秒~21分3秒までが大会の様子です)
当センターは災害拠点病院として、防災体制の整備を高めておりますが、これからも行政機関との連携や院内の整備をさらに進めることによって、地域の方にさらに安心していける医療機関を目指し、活動をしていきたいと考えています。