去る2023年3月9日(木)の世界腎臓デーに、モンゴル腎臓学会やシスメックス社等の共催でモンゴルのウランバートルにある国立第一病院で開催された「世界腎臓デー:尿検査の先進技術」セミナーにて、当科の坂井 正弘 医師が『たかが尿検査、されど尿検査 「型」が身につく蛋白尿・血尿の診かた・考えかた』と題した特別講演を行いました。

現地でハイブリッド開催を行い、170名強(WEB参加 50人、現地参加 120人)の臨床医、検査医が参加された盛会となりました。
モンゴルは、腎臓病や透析医療に関し本邦との医学交流が盛んな国です。
国立第一病院は年間40例ほどの腎移植を実施しており、透析機40台強を有し1日3クールの透析を行っている、同国における腎臓病診療をリードする先端医療施設であり、同院での腎臓病診療の見学を許可いただき、当院での診療内容についてもお話しする、貴重な交流の機会となりました。
また、同院のみならず、モンゴル腎臓学会の先生方とも交流し、同国での腎臓病・糖尿病診療の状況についてお話を伺うことができました。

当科はこういった臨床・教育面での交流にも、引き続き取り組んでまいります。