手術室業務
当院の手術室は計6部屋あり、整形外科・産婦人科・心臓血管外科など様々な治療が日々行われています。
また、ハイブリット室が1部屋あり、TAVIやMitraClip、胸部・腹部ステントグラフトなどの治療も行っております。
手術室でのME業務は、主に心臓血管外科の手術対応となります。
患者さんの入退室対応、人工心肺・心筋保護装置の準備・操作、必要に応じて補助循環の準備・操作などを行っております。
当院では、正中切開症例以外にMICS症例も積極的に行っており、人工心肺の症例数は豊富にあります。
また、ハイブリット室では治療に必要な物出し以外に、清潔野に入りTAVIの準備など、治療に積極的に関与しています。

人工心肺
当院では完全内視鏡下MICS-MVPやMICS-AVRなどの小切開手術も積極的に行っており、2022年からMICS-CABGを始めました。
また、当院では緊急手術対応のためオンコール体制をとっており、緊急症例がある場合はオンコール担当者が2名呼ばれ、24時間365日対応しております。
MEの業務としては、患者さんの入退室対応、人工心肺装置および心筋保護装置の準備・操作、必要に応じて補助循環装置の準備・操作・管理となります。
人工心肺装置は、心筋保護装置をそれぞれ2台ずつ所有しているため、人工心肺症例を同時に2件行うことが可能です。
補助循環装置はIABPとIMPELLA、ECMOに関しては泉工とテルモ社製の装置を所有しております。体外循環認定士を中心に日々精進しております。

TAVI
2021年から透析患者さんへの保険適用拡大に伴い、当院でも透析患者さんへのTAVIを開始しました。
TAVIにおけるMEの業務としては患者さんの入退室対応の他に、ドクターと共に清潔に入り、人工弁の準備をしております。
またハイリスクTAVI症例では、あらかじめV-A ECMOを導入してから治療を行うことがあります。その場合、ECMOの準備や管理はMEが行います。

機器対応
手術室内での機器トラブル対応もMEの仕事です。おもに、モニターやシリンジ・輸液ポンプ、カメラ関連のトラブル対応となります。
機器の点検もME業務の一環であり、麻酔器や除細動器、シリンジ・輸液ポンプ等の点検を定期的に行っております。
また、脳血管外科の手術ではNIRS機器の準備・操作、整形外科の手術ではナビゲーションの操作など心臓血管外科以外手術のときにも対応します。

多職種連携
手術室では、看護部・心臓血管外科・循環器内科・麻酔科など他部署とのコミュニケーションを重要視しております。
そのため、ドクターや看護師との距離感も近く、コミュニケーションがとりやすい環境となっております。
他部署との連携を生かしたチーム医療を心掛け、患者さんに安全な医療を提供できるよう、日々努力しております。

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