新着記事

臨床検査室のご紹介

当院の臨床検査室は現在、検体検査室・細菌検査室・病理検査室・生理機能検査室の4部門で構成されています。全部門合わせて約25名の臨床検査技師が在籍しており、迅速かつ正確な検査結果を提供し病気の早期発見・治療に役立てられるよう日夜活躍しています。

検体検査

検体検査室では血液や尿などの体から採取された成分の分析や一部の組織・細胞の観察、輸血に関する検査を行っています。
当院の検体検査室では以下の4項目をワンフロアー化し、ローテーションにて業務を行っています。
①輸血検査
②血液・凝固検査
③生化学・免疫検査
④一般検査

ほとんどの検査項目は最新の検体分析装置の導入により自動化されており、検査技師が機器の精度管理を行い、測定結果の正確性・緊急性などを判断し、迅速に結果を報告できるよう取り組んでいます。
また、当検査室は24時間体制で検査技師が勤務しており、夜間・休日の救急外来や入院の緊急検査、輸血療法にも対応しています。
検体を適切に管理・検査し診療に役立てられるよう、講習会への参加や試薬メーカーによる勉強会なども実施しています。また各種認定資格の取得にも励んでいます。
詳しくはこちら

*認定資格
緊急臨床検査士、二級臨床検査士(血液学、生化学)等

細菌検査

細菌検査室では感染症が疑われる患者さんから採取した喀痰や尿などの検体に起炎菌(感染症の原因となる細菌)がいるかどうかを検査します。起炎菌がいた場合、どの抗菌薬(細菌を殺す、または増殖を抑制する薬)が効くか効かないかを調べ、感染症の治療や診断に役立てています。

*病院感染対策チーム(ICT)の一員として
細菌検査室の検査技師は、ICTの一員としても活動しています。ICTは医師を中心に看護師、薬剤師、検査技師で構成される専門職のチームです。主に院内で手指消毒や感染予防策が適切に行われているかの監視や指導などを行い、感染の拡大防止のために活動します。また、耐性菌(抗菌薬が効かない菌)が入院患者さんの中で集団感染した時、細菌検査室は情報発信の拠点となり、ICTと連携し感染経路を特定することで、さらなる感染拡大を防止します。また耐性菌の集団感染の予防や早期発見にも尽力しています。
細菌検査室では院内で検出された菌の情報をリアルタイムで把握し管理することで迅速な対応を可能にし、患者さんとそのご家族に安心、安全な医療を提供できるように働いています。
詳しくはこちら

病理検査

患者さんから採取された病変組織や細胞から顕微鏡用のガラス標本を作製し、顕微鏡下で観察することで癌をはじめ多くの病気がわかります。病理検査は患者様が正しい治療を受けていただくための診断を決める検査です。病理検査結果は「病理診断」として臨床に報告され、最終診断として大きな役割を果たします。
病理診断は臨床病理科の病理専門医が行っています。病理検査の検査技師は病理診断のために顕微鏡で観察する標本作製が主な仕事です。また、当センタ-の病理検査技師は細胞検査士資格(スクリ-ナ-とも呼ばれます)を取得しており、細胞をチェック(スクリ-ニング)して病理医の診断補助も行っています。
詳しくはこちら

*認定資格
細胞検査士、二級臨床検査士(病理)

生理機能検査

生理機能検査とは、検査技師が患者さんと顔を合わせて、臓器や器官などの機能や生理的反応を直接的に調べる検査のことです。
当検査室で行われているほとんどの検査は、痛みや被曝(ひばく)を伴わずに、診療に有用な多くの情報を得ることができます。例えば、不整脈や狭心症などの診断に用いる心電図検査や、体の表面に検査用のゼリーを塗って体の臓器・器官を画像で確認する超音波検査などがあります。
検査技師が提出した各検査の報告書をもとに医師が検査所見を確認し、診療に役立てています。
詳しくはこちら

*当院で行われている検査

  • 心電図検査(12誘導、ホルター心電図)
  • 各種負荷試験(マスター2階段運動、起立負荷)
  • 呼吸機能検査
  • 血圧脈波検査
  • 超音波検査(腹部・体表・乳腺・心臓・血管 等)
  • 経食道心エコー図検査、運動負荷心エコー図検査
  • 脳波検査
  • 聴力検査・聴性脳幹反応検査(新生児含む)
  • 簡易型終夜睡眠ポリグラフ検査
  • 筋電図検査
  • その他、各種検査

各種専門領域の技術を磨くために学会への参加や認定資格の取得なども行っており、スタッフ一丸となって患者さんに安心して検査を受けて頂けるよう努めています。

*認定資格
超音波検査士(循環器・血管・消化器・体表臓器 等)、二級検査士(神経生理・循環器)、血管診療技師 等

施設認定

学会・協議会名施設認定
日本臨床検査医学会認定研修施設

当院の施設認定一覧はこちら

~生理検査を受けられる患者さんへ~

①検査の内容によって、検査前に飲食の制限がある場合や、検査時に服を脱いだり、呼吸の調整をお願いすることがあります。正しい検査結果を出し、患者さんの治療に役立てるために大切なことですのでご協力お願い致します。
②当院の生理検査室では複数の検査を同時に行っているため、検査機器や担当スタッフの空き状況により順番が前後することがあります。また、検査は予約の方が優先となります。当日に検査を受けられる場合はお待ちいただくことがあります。
ご理解の程よろしくお願い致します。
なにかお困りのことや、検査に不安のある方は検査室のスタッフに気軽にお声掛け下さい。

メニュー