内服治療で改善が見込めない場合や重症な状態であるときなど、多くの病変が適応となっています。良い適応は腸骨動脈領域や短い浅大腿動脈領域の病変ですが、近年治療デバイスの改良と手技の向上、低侵襲であることより、適応範囲が広がっております。
Case 1 歩行時に左下肢痛を自覚されていたが、治療後症状消失
Case 2 両下肢痛にてほとんど歩けなかったが、治療後症状消失
Case 3 右足指の安静時疼痛・第一足趾潰瘍、治療後疼痛消失、3ヶ月後潰瘍も治癒
カテーテル治療とバイパス手術や内膜剥離術を組み合わせたハイブリット治療も行われております。
(文責:奥村弘史)