世界で活躍できる外科医師になるために〜東京ベイ外科の英語カンファレンス〜

2021年4月26日に沖縄県立中部病院と外科M and M(Mortality and Morbidity)カンファレンスを合同で行いました。外科では月に3回自治医科大学のAlan Lefor教授を招いて1時間、合併症・死亡症例の検討を行っており、その一環でOnlineで中継を繋ぎました。

次回に同じような症例に遭遇した際によりよいoutcomeに繋がるよう他者の経験や教科書、最新の論文を考察し、活発な議論が英語で施行されます。国際的な学会はもちろん、日本の学会も徐々に英語の発表が浸透してきており、日本語のみでは情報や知識に限界が生じてきています。英語に慣れていない人も回数を重ねるごとに上達し、慣れている人も最新の外科の知識を習得したり、意見を交換する絶好の機会となります。

今回はフェローの髙田医師がS状結腸憩室穿孔に対してハルトマン手術を施行し、その後膿瘍を形成した症例について発表しました。東京ベイの医師、沖縄県立中部病院の医師、Dr Alanより様々な意見交換がされ、1時間では足りないほど議論が白熱しました。

今後も沖縄県立中部病院の先生方とカンファレンスを定期的に行なっていきたいと考えており、東京ベイ外科ではCOVID19禍での制限された環境でも様々な挑戦を行っていく予定です。

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