東京ベイ総合内科です。今年度の総合内科ページではより部門の雰囲気をわかっていただけるよう、現場の「生の声」をどんどん発信していきます!
年度始めの4月は、東京ベイ総合内科部長、平岡栄治先生。今回は普段から平岡先生の近くで過ごしていないとわからない、平岡先生の魅力についてお伝えします!
平岡先生を慕い、集まる「えいじ会」開催!〜平岡先生を中心に、広がる仲間の輪〜
2019年3月8日、東京ベイ総合内科で平岡先生とともに働き、教えを受けた仲間が集う会である「えいじ会」が開催されました。東京ベイに所属する現役医師だけでなく、現在は外部で活躍するOB・OGも集まり、平岡先生を囲んで語り合いました。東京ベイ総合内科は2012年に発足した歴史の浅い部門ではありますが、同じ時間を共有した仲間の輪が確実に広がっています。
そんな東京ベイ総合内科の卒業生の言葉の中で、「困った時は、今でも頭の中の平岡先生が教えてくれる」というものがありました。臨床で困難な場面に直面した時、「平岡先生ならこうするだろうな」ということが平岡先生の声で再生されてくるそうです。レジデントが困っていれば、いつでも一緒に患者さんのベッドサイドに行き、一緒に解決策を考えてくれる平岡先生だからこそ、レジデントも平岡先生の言葉を信用し、その言葉はずっと頭に残ります。
『Hospitalist 心不全』出版!〜レジデントに広がる、「総合内科医と循環器内科医の共通言語」〜
2019年2月には、雑誌『Hospitalist』の心不全特集が、平岡先生の編集により出版されました。内科すべての領域にわたり深い知識を持つ平岡先生ですが、循環器内科出身だけあって心疾患の知識は特に豊富です。この『Hospitalist 心不全』は、単なる専門的な心疾患の知識をまとめた教科書ではなく、総合内科医が心疾患を含む複合病態を持つ患者さんをマネジメントする上で必要な知識をまとめた、循環器内科医と総合内科医の共通言語となるような教科書です。
東京ベイ総合内科の強みは様々ありますが、一つは「心疾患を持つ患者を、循環器内科と協働しながらマネジメントできる」ことだと思います。平岡先生の教えが総合内科のスタッフ、レジデント、またその後輩へと広がり、雑誌のテーマである「循環器内科医との共通言語」が出来上がることで、急変・専門的対応が必要な心疾患の管理を総合内科で行うことができています。
多くのレジデントが発売と同時に『Hospitalist 心不全』を購入し、平岡先生から直接サインをもらいました。分量も多く、かなり読み応えのある内容ではありますが、レジデントからは意外にも「聞いたことのある内容も多い」という声も。東京ベイの現場で、平岡先生の教えは確実に広がっています!
常に研修医の気持ちで〜背中で示す、謙虚さと学びへの貪欲さ〜
平岡先生がレジデントから慕われる大きな理由の一つには、平岡先生自身が魅力的な教育者であるとともに、常に謙虚に学び続ける姿を見せていることがあります。学会や講演会では常に最前列に座り、また院内でレジデントが行うカンファレンスでも、真剣に耳を傾け新しい知識を吸収することに貪欲です。知識が身につき、立場も上がってくると、どうしても自分の知識の不足している部分を認め、新たに学ぶことが億劫になることも多いです。そんな中、平岡先生は部長という立場にありながら常に研修医のような純粋さ、謙虚さを持ち学び続ける姿勢を示しており、それがレジデントには魅力的にうつります。学会や講演会前に「予習」を行なっている時、平岡先生は遠足前日の小学生のように実に嬉しそうです。
いかがでしたでしょうか。まだまだここには書ききれない平岡先生の魅力を感じに、ぜひ東京ベイ総合内科に遊びに・学びに来てください!