内視鏡室のご紹介~経鼻内視鏡で苦痛が少なく胃カメラができます~

内視鏡室のご紹介~経鼻内視鏡で苦痛が少なく胃カメラができます~

内視鏡室のご紹介~内視鏡担当看護師より紹介します~

内視鏡室の様子、検査の流れを、看護師の立場から紹介します!内視鏡室看護師の山﨑です。
東京ベイの内視鏡室では、看護師8名のうち4名が内視鏡技師資格を保有しており、内視鏡室専属として働いています。内視鏡技師とは、内視鏡検査に携わる医療スタッフの中でもトレーニングを受け、試験に合格したものが持つことができる資格です。私たちは、患者さんの検査、処置が不安なく安全に実施できるよう全力でサポートを行っています。

検査を受けるまでの準備~安心して、安全に検査を受けていただくために~

写真①は内視鏡室の入り口です。季節にあわせた飾りつけなどをして、患者さんにリラックスして検査を受けていただけるよう工夫しています。4月はサクラでした!

当日の検査担当医を、顔写真付きでご案内しています。

写真②は受付の様子です。緑のファイルを受付の籠に入れます。受付で同意書の確認を行います。

次に、ご自宅で記入頂いた問診票に基づき看護師より問診を行います。

まず、本人確認のため、名前と生年月日を名乗って頂きます。
間違いのないように問診表とカルテ画面で確認を行います。

問診表の内容は、これまでのご病気や飲んでいるお薬、アレルギーなど安全に検査を受けていただくために必要な項目についてお尋ねします。「そんなの、何度も聞かれたよ~」と思われるかもしれませんが、“安全第一”のため、申し訳ありませんがお答えくださいね。内視鏡検査を受けるのが初めてな方も、不安なく検査が行えるようサポートしますので不安な点があればお伝えください。

経鼻内視鏡のご紹介~細いカメラで、楽に検査を受けていただけます!~

「胃カメラが初めてです。きつくないか心配・・・」そんな患者さんが多くいらっしゃいます。当センターでは、経鼻内視鏡(鼻からのカメラ)を行っており、通常の胃カメラよりも径が細く楽に検査を受けていただけます。写真③の左側は通常の胃カメラ、右側は経鼻内視鏡です。太さが明らかに違いますよね?細いほうがのどの違和感が少なく、楽に受けていただくことができます。
「細いから、機能もイマイチでよく見えないんじゃないの?」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、通常の観察には充分な機能を備えています。ただし、何か詳しく見なければいけない病変がある場合は、通常の胃カメラが必要になることもあります。その場合でも、鎮静剤を使用し、楽に検査を受けることもできますのでご安心ください。

大腸内視鏡検査のご紹介~検査の準備から検査終了までサポートします~

大腸内視鏡検査って、あまりいいイメージをお持ちでない方が多いと思います。「なんだか恥ずかしいし、痛そうだし、下剤も大変だし・・・」など検査の必要性はわかるけどなかなか気が進まないという方、多いですよね?
当センターでは、内視鏡室内にトイレと下剤を服用するお部屋を準備しており、ご心配な方は院内で下剤を服用することも可能です。ご自宅で服用されるよりも病院にいる時間は長くなってしまいますが、なにかあればすぐに看護師・医師が対応できますので、心配がある方にはおすすめです。何度も検査を受けているから手順は大丈夫という方は、ご自宅で服用していただくことももちろんできます。
また当センターでは、鎮痛剤を使用した大腸内視鏡検査をおすすめしております。痛みの感じ方は人それぞれで個人差もありますが、みなさんの苦痛が少なくなるよう対応しております。「いつも痛み止めは使ってないので、大丈夫です」という方には、鎮痛剤は使用せずに検査を受けていただくことも可能です。

検査が終わった後の流れ~最後まで安心安全に努めます~

検査が終わったら、検査後の注意事項について看護師より説明があります。鎮痛剤・鎮静剤を使用した場合は、30分から1時間ほどベッドで休憩してからの診察または帰宅となります。鎮静剤や鎮痛剤を使用すると、ふらつきやぼーっとするなどの反応がでることがありますので、安全にご自宅へ帰れるようお休みいただきます。
検査で使用した内視鏡ファイバーは、洗浄用の機械できれいに洗います。定期的に細菌検査をしていますが、常に細菌は未検出、清潔です!

最後に一言!~内視鏡室看護師より患者さん・ご家族へ~

安全で安楽な内視鏡検査、処置をスタッフ全員目指しております。内視鏡検査で分からないことがあればお気楽にご質問ください。患者さんが安心して内視鏡検査を受けられるよう、内視鏡室スタッフ一同、全力でサポートしていきます。

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