腕も心も磨き抜く内視鏡スキルアップ研修〜進化を止めるな!東京ベイ〜

こんにちは。消化器内科の若杉です。私は福岡県の麻生飯塚病院から短期研修で昨年10月より東京ベイ・浦安市川医療センターに来ており、多くのことを学ばせていただいております。トップランナーの臨床医が多く在籍する東京ベイには、毎年全国から多くの若手医師が国内留学に来られます。本記事が、これから東京ベイへ研修に来られる先生方の参考になれば幸いです。

今回は、消化器内科での研修で私が特に感銘を受けた消化管内視鏡スキルアップ研修(豚の胃を使ったESDトレーニング)について、皆様にご紹介させていただきます。

ESD(Endoscopic Submucosal Dissection)は、内視鏡的粘膜下層剥離術、すなわち内視鏡で早期癌や大きなポリープを切除する治療のことを言います。内視鏡治療の中でも高度な技術を要する処置の一つであり、処置具としても数種類存在し、病変の臓器や場所などによって選択をしていきます。

私自身、これまで1つの処置器具<ClutchCutter(FUJIFILM)>しか使用したことがありませんでした。同じESDの手技でも複数の会社から様々な種類の器具が販売されており、それぞれの強みや特徴があります。今回はDual Knife(OLYMPUS)、ITknife nano(OLYMPUS)、ORISE ProKnife(Boston Scientific)という処置具を初めて使用し、豚の胃を用いたESDトレーニングをさせて頂きました。

本村診療部長より、一つ一つ手技のポイントを丁寧に教えて頂き、正確にかつスピーディーに治療を行うためのトレーニングを行いました。デバイス毎に手技のポイントがそれぞれ異なり、多くのデバイスを使用出来ることで治療の幅が広がるのだと実感しました。半日という短い時間でしたが、それぞれの処置器具の特性やコツを学び、貴重な経験をすることが出来ました。

このようなハンズオンセミナーを定期的に開催し、医師たちが日々精進できる環境が用意されている点は、若手医師の多い東京ベイならではの強みであり、大きな魅力であると改めて感銘を受けました。今後の内視鏡診療に大いに役立つ研修であり、今後もPatient Firstをモットーとした診療を行っていけるよう日々精進していこうと考えております。

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