循環器内科で「心臓超音波」の検査を受けたのに、『負荷心臓超音波』の検査予約をされました。なぜでしょうか?
先日循環器内科で「心臓超音波」の検査を受け、本日結果を聞きに受診したところ、『運動負荷心臓超音波』の検査が必要とのことで検査予約をしました。同じ「心臓超音波」検査が必要なのでしょうか? また、動作時に心臓不快症状があり、動きたくないのに、検査の為に『運動』はしたくありません。何か他の検査ではだめなのでしょうか?
[回答]
普段とっている心臓超音波検査は安静時の心臓を検査していますが、虚血性心疾患などの病気では運動時の心臓の状態を調べないと病気の有無が判断できないことがあります。そのためには、運動の前後で心臓超音波検査をする運動負荷心臓超音波検査もあわせて施行することで、病気の検出力を高めることができます。もし検査のために運動することが困難な場合には、お薬で運動状態に似た負荷を心臓にかけることができます。治療によって運動時の胸部不快感が消失することもありますので、まずは循環器内科へご相談ください。